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  1. 亀山市議会 2018-12-17
    平成30年教育民生委員会(12月17日)


    取得元: 亀山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-12
    平成30年教育民生委員会(12月17日)              教育民生委員会会議録   1 開催日時  平成30年12月17日(月) 午前11時14分~午後4時09分 2 開催場所  第1委員会室 3 出席委員  委員長   福 沢 美由紀         副委員長  森   美和子         委員    前 田   稔  岡 本 公 秀  尾 崎 邦 洋               中 島 雅 代 4 欠席委員  なし 5 理事者   市長     櫻 井 義 之  副市長     西 口 昌 利         地域医療統括官         医療センター院長                伊 藤 誠 一          谷 川 健 次         教育長    服 部   裕  生活文化部長  佐久間 利 夫         生活文化部次長         生活文化部参事(兼)まちづくり協働課長                青 木 正 彦          深 水 隆司         市民課長   桜 井 伸 仁  環境課長    谷 口 広 幸         文化スポーツ課長        地域観光課長  木 田 博 人                小 林 恵 太         健康福祉部長(兼)福祉事務所長                井 分 信 次  健康福祉部次長 伊 藤 早 苗
            地域福祉課長 大 泉 明 彦  長寿健康課長(兼)地域医療課長                                 小 森 達 也         子ども未来課長         地域医療部長(兼)病院総務課長                宇 野   勉          古 田 秀 樹         訪問看護ステーション所長    教育部長    草 川 吉 次                小 寺 久美子         教育総務課長 原 田 和 伸  学校教育課長  西 口 昌 毅         教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長                亀 山   隆 6 事務局   議会事務局長 草 川 博 昭         水 越 いづみ  大 川 真梨子 7 案件    1.議案審査          ・議案第82号 指定管理者の指定について          ・議案第83号 指定管理者の指定について          ・議案第84号 指定管理者の指定について          ・議案第85号 指定管理者の指定について          ・議案第86号 指定管理者の指定について          ・議案第87号 指定管理者の指定について          ・議案第88号 指定管理者の指定について          ・議案第89号 指定管理者の指定について          ・議案第90号 指定管理者の指定について         2.陳情について          ・陳情第4号 保育士の人材定着・確保のため職員配置基準と公定価                 格の抜本的な改善にむけて国に対し意見書提出を求め                 る陳情         3.提出資料の説明         4.一般質問         5.その他 8 経過  次のとおり                午前11時14分  開 会 ○福沢美由紀委員長  ただいまから教育民生委員会を開会します。  本日の委員会は、お手元に配付しました事項書のとおり取り進めます。  10日の本会議において当委員会に付託されました議案は、議案第82号指定管理者の指定について、議案第83号指定管理者の指定について、議案第84号指定管理者の指定について、議案第85号指定管理者の指定について、議案第86号指定管理者の指定について、議案第87号指定管理者の指定について、議案第88号指定管理者の指定について、議案第89号指定管理者の指定について、議案第90号指定管理者の指定についての9議案です。なお、議案第83号から88号までの6議案については、いずれも放課後児童クラブに関するものであるため、一括議題としたいと思いますが、そのように進めさせていただいてよろしいでしょうか。                (「異議なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  それでは、そのように進めさせていただきます。  また、分科会に引き続き、委員会もインターネットによりライブ及び録画配信を行います。インターネット配信は議案審査まで行いますのでご承知おきください。  それでは、議案第82号指定管理者の指定についてを議題とします。  理事者側に提案理由の説明をお願いします。  青木生活文化部次長。 ○青木生活文化部次長  それでは、議案第82号指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  亀山市議会定例会提出資料、亀山市運動施設の指定管理者の指定についてをごらんいただきたいと存じます。  まず、施設の名称及び所在につきましては、施設の名称は西野公園体育館、所在は亀山市野村二丁目5番1号であり、この施設を初め記載のとおり13施設でございます。  指定する期間につきましては、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。  次に、指定管理者となる団体につきましては、東京都千代田区神田駿河台三丁目3番地4、三幸・スポーツマックス共同事業体代表者三幸株式会社代表取締役 橋本有史でございます。  選定の経過と選定内容でございますが、本年5月10日に第1回指定管理者選定委員会を開催し、7月10日から公募要領を発表し、8月31日まで応募を募りましたところ、現在の指定管理者である三幸・スポーツマックス共同事業体公益財団法人亀山市地域社会振興会から申請がございました。  10月15日に第2回指定管理者選定委員会を開催し、各申請者からプレゼンテーションとヒアリングを行い、採点しましたところ、資料裏面、5.選定内容のとおり、1,250点満点中、三幸・スポーツマックス共同事業体が一定水準を超え、かつ最も高い得点である898点を獲得し、これまでの事業実績が評価できる上、3期に向けての提案内容がすぐれていたことから、指定管理者優先交渉権者の候補者として選定したものでございます。  指定管理料につきましては、公募要領で提示した指定管理料の上限額4億2,340万円に対し、4億1,333万9,000円でございました。なお、5年間の各年度の指定管理料はごらんのとおりでございます。  これらのことから三幸・スポーツマックス共同事業体を指定管理者の候補者とし、地方自治法第244条の2第6項の規定により、指定管理者の指定をいたしたく議会の議決を求めるものでございます。  続きまして、本日追加で提出させていただきました資料9をごらんいただきたいと存じます。  この資料9につきましては、担当課長よりご説明させていただきますので、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 ○福沢美由紀委員長  小林課長。 ○小林文化スポーツ課長  それでは、追加資料についてご説明を申し上げます。  こちらは指定管理候補者の選定に係る評価の視点でございますが、資料、亀山市運動施設に係る選定評価等について、1.亀山市運動施設選定評価基準・配点をごらんいただきたいと思います。  左欄の選定の基準としまして、管理運営に対する基本方針など下に大きく7項目に分かれてございまして、それぞれの基準ごとにより詳細な評価項目を設けて、その評価項目ごとに各委員で評価を行っていただいてございます。  また、記載のとおり委員1人当たりの配点を5点の倍数によって配分を決めておりまして、1委員当たり総合計250点としまして、運動施設指定管理者選定委員会は5名の委員で選定を行いましたので、満点が1,250点となったものでございます。  なお、この配点につきましては選定委員会におきまして審議の上、決定をしたものでございます。  次に、同表の評価項目の下から5つ目の欄にございます指定管理料の評価の考え方につきましてご説明をいたします。  まず、指定管理料の提案額につきましては、はっきりと優劣の判断が可能な部分でございますので、各委員の評価点が同一であることが望ましいという判断のもとで、本年の選定から、あらかじめ明確な評価基準を定めることを選定委員会の了解を得て設定をしたものでございます。  資料の裏面をごらんいただきたいと思います。  2.亀山市運動施設指定管理料提案額の評価基準をごらんいただきたいと思います。  まず表の上段から、①提案額に対しまして応募者同士を相対比較をして序列を決める相対評価の欄と、②市が決める上限額に対しまして、どれだけ安価の提案額を提示したのかといいました絶対評価に分けてそれぞれを計算をいたしまして、③にございます合算をしたものを④の総合評価配点変換表に当てはめて、最高5点から最低1点に配点をするものでございます。  下段の表をごらんいただきたいと思います。  前述の評価基準を用いまして各応募者の提案額を評価し、次点者のB社は4点、三幸・スポーツマックス共同事業体は3点としたところでございます。  以上、説明でございます。よろしくご審査賜りますようお願いいたします。 ○福沢美由紀委員長  以上で説明は終わりました。  これより議案第82号について質疑に入ります。  質疑のある方は順次発言をどうぞ。  追加資料も本日出ましたんで見ていただいて、説明もいただきましたが、どうですか。  尾崎委員。 ○尾崎邦洋委員  応募2者の提案額に基づく計算及び配点というのがあるんですけど、応募者の提案額を見るとB社のほうが低いんですけれども、低いほうが安く安価に上がるというような気持ちがあるんですけど、この辺のこの計算の根拠というか、この絶対評価とか相対評価とあるんですけれども、その辺の説明ですね。この相対評価と絶対評価と最後に総合評価及び配点というの、この計算の根拠というのはどういうふうになっておるのか教えていただきたいと思います。 ○福沢美由紀委員長  青木生活文化部次長。 ○青木生活文化部次長  担当課長よりご説明申し上げます。 ○福沢美由紀委員長  小林文化スポーツ課長。 ○小林文化スポーツ課長  先ほども説明をさせていただきましたけれども、まず相対評価といいますのが、各応募者が出してきた提案額が高い低いによってそれぞれ序列を決めるための点数評価でございます。  それから、絶対評価といいますのが、当市が示した上限額に対してどれだけ安価な提案額を示してきたのかというところを評価を計算式で出してございます。  それをそれぞれ合算をする形で、実際全体的にはどれだけ提案額が低く抑えられておるかということを判断をしたものでございます。  なお、委員御質問のこの指定管理料の部分につきましては、確かに三幸・スポーツマックスのほうが点数が低くなってございますが、全体的なこの視点を見ていただきますと、非常に多くの細かな配点、視点を持ってございますけれども、これの合計点数でいきますと、三幸・スポーツマックスのほうが上回ったということで三幸・スポーツマックスに決めたというところでございます。 ○福沢美由紀委員長  よろしいでしょうか。  岡本委員。 ○岡本公秀委員  先ほどと同じことですけれども、運動施設の指定管理料のこの決定ですけれども、この資料9の裏面ですが、B社と三幸・スポーツマックスとありまして、その下の四角い表に応募2者の提案額に基づく計算及び配点と書いてありまして、上がB社で配点が4点なんですよね、下が三幸・スポーツマックスで配点は3点で金額もB社のほうがお安くなっておるんですが、この総合評価及び配点というか、配点が4点のほうがやっぱり上なんでしょうと思うんですけど、その点いかがですか。 ○福沢美由紀委員長  青木次長。 ○青木生活文化部次長  委員おっしゃるとおりB社のほうが安い提案額でございましたので配点のほうも4点ということで高くなっておるところでございます。 ○福沢美由紀委員長  岡本委員。 ○岡本公秀委員  ところが、現実には三幸・スポーツマックスの配点が3点のほうが落としておるわけですが、これはほかにどういう要素が加味されたか。  この資料9の裏面だけではちょっとわかりかねるんですけれども、配点が全てを決定するというわけではないんですね。 ○福沢美由紀委員長  青木次長。 ○青木生活文化部次長  委員ご質問のこの裏面の資料につきましては、あくまでも指定管理料につきまして配点の仕方をご説明させていただいた資料でございます。  この裏面、指定管理料の配点につきましては安いほうが配点が高くなるということで、B社のほうが4点と、スポーツマックスのほうが提案額が高いということで3点というふうになっております。  これが指定管理料の採点の方法ということでご理解をお願いいたしたいと思います。 ○福沢美由紀委員長  岡本委員。 ○岡本公秀委員  指定管理料に関してはB社のほうがいいわけ、上をいっておるわけですけれども、それ以外のいろいろな考慮する項目が複数あって、そういったやつを勘案して、総合的に三幸・スポーツマックスになったと考えてもいいわけですか。 ○福沢美由紀委員長  青木次長。 ○青木生活文化部次長  委員おっしゃいますように、この資料の表面をごらんいただきますと、亀山市運動施設選定評価基準、また配点ということになっておりまして、このたくさんの項目がございます。  それで、指定管理料につきましては先ほど課長のほうからご説明させていただきましたように、下の行から5行目のところに指定管理料のところがございます。こちらにつきましては、それぞれお1人の選定委員さんの持ち点が10点ということで、50点満点の採点を行うということになっておりまして、それ以外にこの上段から二十数項目全てを勘案いたしまして、合計点数で判定をいただいたところでございます。 ○福沢美由紀委員長  岡本委員。 ○岡本公秀委員  それならそれで、その各項目、数が多いですけれども、各項目に対するB社と三幸・スポーツマックスが各幾らずつ点数を獲得して、総合計で何点で結果的に三幸・スポーツマックスが上をいったよということを、そこまで資料を出してもらったほうが納得がいくと思うんですよね。この金額だけの問題やったらさ、ちょっと腑に落ちんのですよね、説明不足で。  だから、その各項目をだあっと羅列して、B社と三幸と何点、何点と全部足して幾らで結果的にこうなりましたという詳細を示してもらうことは、これはできないんですか。 ○福沢美由紀委員長  青木次長。 ○青木生活文化部次長  この資料につきましては、先週金曜日に行われました産業建設委員会のほうでご提出させていただいた資料の内容に合わさせていただいたということで、この形でご提出をさせていただきました。
     今、委員おっしゃいましたように各点数がそれぞれ何点やったんやということでございますが、その資料については、本日はご提出はさせていただいておりません。合計得点として、先ほど申しましたように三幸・スポーツマックス事業共同体が898点であったと、こちらのほうが高い点数であったということで選定をいただいたというふうにご説明はさせていただいたところでございます。  B社の点数につきましては、担当課長のほうよりご答弁させていただきます。 ○福沢美由紀委員長  小林文化スポーツ課長。 ○小林文化スポーツ課長  B社につきましては849点で、その差は全体で49点でございます。 ○福沢美由紀委員長  市長。 ○櫻井市長  先週金曜日の産建でも同様の趣旨でのご意見がありました。  今の岡本委員、尾崎委員のご指摘というのは、例えば全体のその評価項目や配分のこのウエートづけは今のこの表のとおりなんですが、例えば今おっしゃられた指定管理料、ここは選定の基準でいくと経済合理性という分野で点数化をいたしております。  そうしますと、5人の委員の総合点1,250点のうち、この経済合理性について175点と、全体のウエートの中でいわゆるこの経済合理性についてウエートのつけ方が低いのではないか、さらにここらは重視すべきではないかというご意見を、今のご趣旨も、多分尾崎委員も岡本委員も同じようなことであったと思って、キャンプ場の資料で言いましたが、済みません、200点ということに経済合理性はなってございます。  したがいまして、今回はこれは選定のプロセスの中でこのような対応をさせていただきましたけれども、今後の指定管理のこの選定の基準だとか、次回のこの検討の折にはそういう部分も含めて全体としての検討をしっかりさせていただこうというふうに考えておるところでありますので、その点ご理解いただきたいということと、金曜日の委員会に準じてきょうは資料を提出させていただいたということで、あわせてご理解いただきたいと思います。 ○福沢美由紀委員長  他に質疑はありませんか。                 (発言する者なし) ○福沢美由紀委員長  ないようですので、以上で議案第82号の質疑を終結します。  この議案について自由討議を行いますか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  それでは、自由討議を行わないこととします。  次に、討論はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  ないようですので、討論を終結し、議案第82号指定管理者の指定について採決を行います。  採決に先立って、この際お諮りいたします。  挙手採決の際、挙手されない委員は反対とみなすことにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  ご異議なしと認めます。  したがって、挙手採決により挙手されない場合は反対とみなすことといたします。  それでは、議案第82号について原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○福沢美由紀委員長  挙手全員であります。  よって、議案第82号指定管理者の指定については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第83号から88号までの6議案を一括議題とします。亀山東小学校区放課後児童クラブ、昼生小学校区放課後児童クラブ、井田川小学校区放課後児童クラブ、井田川小学校区第二放課後児童クラブ、川崎小学校区放課後児童クラブ、関小学校区放課後児童クラブ、これらの指定管理者の指定でございます。  理事者側に提案理由の説明をお願いします。  井分健康福祉部長。 ○井分健康福祉部長(兼)福祉事務所長  それでは、議案第83号から議案第88号までの指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  当該議案は、亀山市放課後児童クラブ指定管理者選定委員会の選定結果を踏まえ、6つの公の施設の指定管理について地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。なお、いずれの施設も指定管理期間は平成31年4月から平成36年3月31日までの5年間でございます。  なお、詳細について担当課長より説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○福沢美由紀委員長  宇野子ども未来課長。 ○宇野子ども未来課長  それでは、議案第83号から88号までの指定管理者の指定について資料を提出しておりますので、それに沿って説明いたします。  まず初めに、本議案において各施設で共通する部分の説明として、先ほど説明がございましたが、指定管理の期間は平成31年4月1日から36年3月31日の5年間でございます。  選定経過におきましては、平成30年7月25日に第1回、10月12日に第2回の指定管理者選定委員会を開催し、同委員会において選定されたものでございます。  指定管理者となる団体につきましては、いずれも地域や保護者の代表等が運営委員会を構成し、これまで地域に根差した施設運営を行っております。また、10年以上の期間において子供の居場所を提供し、健全育成に係る事業を適切に行っていた実績があることから募集方法は非公募といたしました。  それでは、個別の施設ごとの説明をいたします。  議案第83号、施設の名称は亀山東小学校区放課後児童クラブ、所在は亀山市本町一丁目9番9号、亀山東小学校敷地内にございます。  指定管理者となる団体は、同所、亀山東小学校区学童保育所、児童クラブとちの木運営委員会でございます。同クラブは平成15年、市内で2番目の放課後児童クラブとして開設され、同委員会は15年間の運営実績がございます。  5年間の指定管理料の総額は2,760万7,000円でございます。  続きまして議案第84号、施設の名称は昼生小学校区放課後児童クラブ、施設の所在は亀山市中庄町1405番地、昼生小学校敷地内でございます。  指定管理者となる団体は、亀山市中庄町725番地2、昼生小学校区放課後児童クラブ遊友クラブ運営委員会でございます。  現在、昼生小学校敷地内に建設中の放課後児童クラブでありますが、平成20年より同校区で民設民営の施設運営実績がある遊友クラブ運営委員会を新たに指定管理者とするものでございます。  5年間の指定管理料の総額は4,209万1,000円でございます。  続きまして議案第85号、施設の名称は井田川小学校区放課後児童クラブ、施設の所在は亀山市みどり町53番地6、井田川幼稚園敷地内でございます。  指定管理者となる団体は、同所、井田川小学校区学童保育所、くれよんくらぶ運営委員会でございます。同クラブは、平成10年に市内で最初に開設され、同委員会は20年間の事業実績がございます。  5年間の指定管理料の総額は5,733万7,000円でございます。  続きまして議案第86号、施設の名称は井田川小学校区第二放課後児童クラブ、施設の所在は亀山市みどり町52番地、井田川小学校敷地内にございます。  指定管理者となる団体は、議案第85号と同じ、井田川小学校区学童保育所、くれよんくらぶ運営委員会でございます。同クラブは、井田川小学校区放課後児童クラブの利用児童が増加した平成23年、同校区2カ所目の施設として開設され、同委員会は指定管理者となり、現在に至っております。  5年間の指定管理料の総額は4,004万円でございます。  続きまして議案第87号、施設の名称は川崎小学校区放課後児童クラブ、施設の所在は亀山市能褒野町77番地22、川崎小学校敷地内でございます。  指定管理者となる団体は、同所、川崎小学校区放課後児童クラブ、あおぞら運営委員会でございます。同委員会は、平成19年に同小学校区内において民設の放課後児童クラブの運営を開始いたしました。平成29年、川崎小学校敷地内に公設の放課後児童クラブを新設するに当たり、同施設の指定管理者となり、現在に至っております。定員は80名であり、40名ずつの2支援体の運営となっております。  5年間の指定管理料の総額は2支援体分で9,599万5,000円でございます。  最後に議案第88号、施設の名称は関小学校区放課後児童クラブ、施設の所在は亀山市関町新所1975番地、現在の亀山市健康づくり関センターでございます。  指定管理者となる団体は、亀山市関町木崎864番地1、関小学校区学童保育所、さくらクラブ運営委員会でございます。同委員会は、平成16年に放課後児童クラブを開所し、平成18年より旧の関保育園跡の同クラブの指定管理者となり、現在に至っております。関小学校区放課後児童クラブは、利用人数増加に伴い現在の健康づくり関センターに移転し、定員は80名で2支援体の運営となります。その指定管理者を当小学校区において施設の運営実績のあるさくらクラブ運営委員会とするものでございます。  5年間の指定管理料の総額は、2支援体分で1億1,287万円でございます。  以上、議案第83号から88号までの指定管理者の指定につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により議決を求めるものでございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 ○福沢美由紀委員長  以上で説明は終わりました。  これより、議案第83号から議案第88号までの6議案について質疑に入ります。  質疑のある方は順次発言をどうぞ。  尾崎委員。 ○尾崎邦洋委員  指定管理料の金額が5年間、こう全部1年ごとに上がっていくんですけど、この全部のパーセンテージというのは同じになっておるのかどうか教えてほしいです。 ○福沢美由紀委員長  井分部長。 ○井分健康福祉部長(兼)福祉事務所長  担当課長よりご答弁申し上げます。 ○福沢美由紀委員長  宇野子ども未来課長。 ○宇野子ども未来課長  ただいまの質問でございますけれども、実績に基づき、まず算定し、おおむね今まで約2%ずつ上昇しておりますので、その2%を見越した額で5年間を算出してございます。 ○福沢美由紀委員長  実績、人数ということですね。  尾崎委員。 ○尾崎邦洋委員  人数も上下することがあるとすると、減ったときは減らすというような、その見通しで全部ふえるという前提のもとにこれをやっておるんですけれども、そういう決め方でいいのかどうか、教えていただきたいと思います。 ○福沢美由紀委員長  宇野課長。 ○宇野子ども未来課長  人数につきましては補助金額の幅がございますので、大体その範囲でおさまるというふうに考えております。  ただ、いろいろな加算分とか、これも処遇改善とかございまして、それが年々増加をしている率がおよそ2%というふうに私たちは計算しておりますので、その分を見越した一律2%ずつ加算しているということでございます。 ○福沢美由紀委員長  他に質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  よろしいですか。  ないようですので、以上で議案第83号から議案第88号までの6議案についての質疑を終結します。  次に、これらの議案について自由討議を行いますか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  それでは自由討議は行わないこととします。  次に、議案第83号から議案第88号までの6議案について討論はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  それではないようですので、討論を終結し、議案第83号指定管理者の指定について、議案第84号指定管理者の指定について、議案第85号指定管理者の指定について、議案第86号指定管理者の指定について、議案第87号指定管理者の指定について、議案第88号指定管理者の指定についての6議案について採決を行います。  採決については、1議案ずつ行います。  それでは、議案第83号指定管理者の指定について、これは亀山東小学校区の放課後児童クラブですが、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○福沢美由紀委員長  挙手全員であります。  よって、議案第83号指定管理者の指定については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第84号指定管理者の指定について、これは昼生小学校区放課後児童クラブですが、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○福沢美由紀委員長  挙手全員であります。  よって、議案第84号指定管理者の指定については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第85号指定管理者の指定について、これは井田川小学校区放課後児童クラブですが、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○福沢美由紀委員長  挙手全員であります。  よって、議案第85号指定管理者の指定については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第86号指定管理者の指定について、これは井田川小学校区第二放課後児童クラブですが、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○福沢美由紀委員長  挙手全員であります。
     よって、議案第86号指定管理者の指定については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第87号指定管理者の指定について、これは川崎小学校区放課後児童クラブですが、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○福沢美由紀委員長  挙手全員であります。  よって、議案第87号指定管理者の指定については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第88号指定管理者の指定について、これは関小学校区放課後児童クラブですが、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○福沢美由紀委員長  挙手全員であります。  よって、議案第88号指定管理者の指定については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第89号指定管理者の指定についてを議題とします。  理事者側に提案理由の説明をお願いします。  青木生活文化部次長。 ○青木生活文化部次長  それでは、議案第89号指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  亀山市議会定例会提出資料、亀山市文化会館及び亀山市中央コミュニティセンターの指定についてをごらんいただきたいと存じます。  施設の名称及び所在につきましては、施設の名称は亀山市文化会館と亀山市中央コミュニティセンター、施設の所在は亀山市東御幸町63番地の同所でございます。  指定する期間につきましては、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。  次に、指定管理者となる団体につきましては、亀山市東御幸町63番地、公益財団法人亀山市地域社会振興会理事長 岸 英毅でございます。  選定経過と選定内容でございますが、本年5月10日に第1回指定管理者選定委員会を開催し、7月10日から公募要領を発表し、8月31日まで応募を募りましたところ、現在の指定管理者である公益財団法人亀山市地域社会振興会から申請がございました。  10月1日に第2回指定管理者選定委員会を開催し、申請者からプレゼンテーションとヒアリングを行いましたところ、5の選定内容の②選定理由に記載してございます管理運営の基本方針から、裏面の経営計画、施設管理運営業務、組織体制、実施体制、経済合理性、経営基盤実績等までの7項目の選定基準におきまして、それぞれ記載のとおりの評価ができ、公募要領及び仕様書の一定水準を満たしていると判断したところでございます。  また、採点につきましても1,000点満点中、一定水準を超える777点を獲得したことから、指定管理者優先交渉権者の候補者として選定したものでございます。  指定管理料につきましては、公募要領で提示した指定管理料の上限額4億4,910万円に対し4億4,459万円でございました。なお、5年間の各年度の指定管理料はごらんのとおりでございます。  これらのことから、公益財団法人亀山市地域社会振興会を指定管理者の候補者として地方自治法第244条の2第6項の規定により、指定管理者の指定をいたしたく議会の議決を求めるものでございます。  続きまして、本日追加で提出させていただきました資料8について、担当課長よりご説明させていただきますので、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 ○福沢美由紀委員長  小林文化スポーツ課長。 ○小林文化スポーツ課長  それでは、追加資料の説明を行います。  亀山市文化会館及び亀山市中央コミュニティセンターに係る選定評価等について、1.同選定評価基準・配点をごらんいただきたいと思います。  さきに説明をいたしました議案第82号、運動施設の指定管理に関する追加資料に同じく、選定の基準ごとに詳細な評価項目を設けまして、記載のとおり委員1人当たりのそれぞれ配点を決め、1委員当たり総合計250点の配点として、当該施設指定管理者の選定委員会のほうは4名の委員で選定を行いましたので、満点が1,000点となったものでございます。  次に、指定管理料の評価の考え方でございますけれども、資料裏面、2.指定管理料提案額の評価基準でございますが、こちらもさきに説明いたしました運動施設のほうと同じで、計算方式、配点も同じ基準を用いてございます。  この評価基準を用いまして亀山市地域振興会の提案額を評価したところ3点となったところでございます。  以上、説明を終わります。よろしくご審査賜りますようお願いいたします。 ○福沢美由紀委員長  以上で説明は終わりました。  これより議案第89号について質疑に入ります。  質疑のある方は順次発言をどうぞ。  前田委員。 ○前田稔委員  指定管理料が5年間で表示されているんですけれども、毎年、若干金額が違うんですけど、これの根拠についてお聞かせ願いたいと思います。 ○福沢美由紀委員長  青木次長。 ○青木生活文化部次長  担当課長よりご答弁申し上げます。 ○福沢美由紀委員長  小林課長。 ○小林文化スポーツ課長  指定管理料が毎年金額が違うところにつきましては、法定点検等毎年行うものもあれば、2年に1度というようなものもございます。  また、特に平成33年度については少しこの年だけ多いところがございますが、当市が出しておる仕様書の中では、この年度において文化会館の周りにある高木、高い木の剪定を行うものでございまして、この剪定につきましては5年に1度剪定をしておりますので、そういった委託料がこの年度については高いというところがございまして、年度によって差が生じておるというところでございます。 ○福沢美由紀委員長  ほかに質疑はありませんか。  岡本委員。 ○岡本公秀委員  これは、ここだけの話やないんですけれども、この点数をつけるに当たって総合評価配点変換表というのがあるんですけど、なぜこういう変換をするのかちょっと僕も腑に落ちんのですけれども、例えばC点というのがありますね、絶対評価と相対評価の足し算したやつ。  C点が20点の場合と1点の場合では19点の差があるわけやね。ところが、なまじっか変換すると5点と1点で4点の差になるわけで、だから差がすごい縮まるのやね。そういう何か非常に不自然で、これもう素直に20点は20点としてプラスして、1点は1点としたら、そのほうがわかりやすいんじゃあないかなあと思って質問します。 ○福沢美由紀委員長  小林課長。 ○小林文化スポーツ課長  資料の表面のほうをごらんいただきたいと思います。  この基準配点の表なんですが、委員ご指摘のこの指定管理料というのが下から4つ目に指定管理料とございます。こちらの委員1人当たりの配点が10点となってございます。ですので、例えばこのCの表でいきますと、20点という結果が出たとしましても、ここの欄の配点が10点しかございませんので、その10点に置きかえるためにこの変換表を使って配点をしておるところでございます。  確かに委員が言われるように、この差がぎゅっと詰まってしまうというところにつきましては、市長答弁でもありましたとおり、また次回から評価のやり方については検討したいと思います。 ○福沢美由紀委員長  他に質疑はありませんか。  森副委員長。 ○森美和子副委員長  先ほどの運動施設のときでは総合点を聞かせていただきまして、今回は1者だけなので1者で決まったという形ですけど、この総合点は何点だったのか聞けますか。 ○福沢美由紀委員長  青木次長。 ○青木生活文化部次長  この文化会館及びコミュニティセンターの指定管理者の点数は777点でございます。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  それで指定管理料のことが少し議論になっていたんですけど、1者しかないので多分その1者に決まっていくんだと思うんですけど、変換表で見ると今回は3点ということにはなっているんですけど、仮に1点だったとしても、これはその総合点の中でクリアしていけばそれはそれでいいという考え方でいいのか。 ○福沢美由紀委員長  青木次長。 ○青木生活文化部次長  委員おっしゃいますとおり、この一定水準以上の点数を満たした場合、指定管理者として選定をするというふうな考え方でございまして、選定委員4人の選定委員さんの合計点数で選定をいたすものでございます。 ○福沢美由紀委員長  よろしいですか。  ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  ないようですので、以上で議案第89号の質疑を終結します。  次に、この議案について自由討議を行いますか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  行わないこととします。  次に討論はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  ないようですので、討論を終結し、議案第89号指定管理者の指定について採決を行います。  本案について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○福沢美由紀委員長  挙手全員であります。  よって、議案第89号指定管理者の指定については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  ここで昼食のため休憩をとります。1時から再開いたします。よろしくお願いします。                午後0時00分  休 憩                午後1時00分  再 開 ○福沢美由紀委員長  休憩前に引き続き、委員会を始めます。  次に、議案第90号指定管理者の指定についてを議題とします。  理事者側に提案理由の説明をお願いします。  青木次長。 ○青木生活文化部次長  それでは、議案第90号指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  亀山市議会定例会提出資料、亀山市石水渓キャンプ場施設の指定管理者の指定についてをあわせてごらんいただきたいと存じます。  施設の名称は、亀山市石水渓キャンプ場施設で、バンガロー施設、テント村、屋内研修施設でございます。  施設の所在は、テント村と屋内研修施設が亀山市安坂山町1178番地3、バンガロー施設が同町1189番地の2でございます。  指定する期間につきましては、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。  次に、指定管理者となる団体につきましては、亀山市東御幸町63番地、公益財団法人亀山市地域社会振興会理事長 岸 英毅でございます。  選定経過と選定内容でございますが、本年5月9日に第1回指定管理者選定委員会を開催し、7月10日から公募要領を発表し、8月31日まで応募を募りましたところ、石水渓キャンプ場施設の現在の指定管理者であります公益財団法人亀山市地域社会振興会から申請がございました。10月13日に第2回指定管理者選定委員会を開催し、申請者からプレゼンテーション及びヒアリングを行い、採点いたしましたところ、裏面6の選定内容の②選定理由のとおり1,250点満点中900点を獲得し、他の公の施設の運営実績、自主事業の積極的な展開がなされていること等総合的に判断し、一定水準の管理運営が可能と認められましたことから、申請者を指定管理者の候補者として選定したものでございます。  指定管理料につきましては、公募要領で提示しました指定管理料の上限額5,570万円に対し、5,369万5,000円でございました。なお、5年間の各年度の指定管理料はごらんのとおりでございます。  これらのことから、公益財団法人亀山市地域社会振興会を地方自治法第244条の2第6項の規定により指定管理者の指定をいたしたく、議会の議決を求めるものでございます。  続きまして、本日追加で提出させていただきました資料10につきまして、担当課長よりご説明させていただきますので、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 ○福沢美由紀委員長  木田地域観光課長。 ○木田地域観光課長  それでは、委員会資料10をごらんください。  亀山市石水渓キャンプ場施設に係る選定評価等についてご説明差し上げます。  最初に、亀山市石水渓キャンプ場施設選定評価基準・配点をごらんください。  左側の選定の基準として、管理運営に対する基本方針など大きく7項目に分かれ、それぞれの項目ごとの評価項目はごらんのとおりでございます。それらの項目についてプレゼンテーションにより聞き取りを行った後、選定委員が評価を行い、1委員当たり250点の持ち点採点となっております。  石水渓キャンプ場施設指定管理者選定委員会については、5名の委員で構成されておりますので満点が1,250点となり、今回の評価点は900点となりました。  次に、裏面2指定管理料提案額の評価基準の考え方につきましてご説明いたします。  亀山市石水渓キャンプ場施設指定管理料提案額の評価基準をごらんください。  今まで、提案額の過去の評価につきまして、石水渓キャンプ場施設につきましては明確な採点基準がございませんでした。そのことから、今回は一定の評価基準が必要と考えましたことから、選定委員会の了解を得まして、基準表を作成したものでございます。  まず、提案額に対して相対評価と絶対評価に分かれて採点して、それを合算して平均値を算出し、総合評価点が最高5から最低1となるようにしております。  まず、相対評価につきましては、提案額が一番安価であれば5点、2番目なら4点となるよう、提案額の価格を競争する順位による点数評価としております。  次に、絶対評価では、市側があらかじめ設定した提案額、いわゆる入札の予定価格のようなものですけれども、設定した提案額の評価点を基準に当てはめて評価を行っております。石水渓キャンプ場施設の指定管理料はほかの施設に比べて少額な指定管理料でございますので、1%ごとの5段階で想定額を作成しております。上限額を5,570万円と同額なら評価点1とし、1%ごとに提案額と評価点を設定したもので、96%以下となれば評価点が5となるよう設定しております。
     絶対評価の点数の考え方なんですけれども、この施設は4月から10月末までが開設期間となっております。そういうことですので、平成31年度も余り消費税の影響を受けないという点に着目しまして、30年度は指定管理料が1,070万円だったんですけれども、31年度の提案額は、その指定管理料前後であったら普通であろうという評価点を3とするという考え方に基づいて検討しました。31年度の指定管理料上限額は1,098万円でありますことから、97%で乗じますと1,065万円となります。これを根拠に全体の指定管理料上限額の97%を超えて98%以下の範囲の提案額であったら評価点3というような形で総合評価を当てはめていくというようにさせていただきました。  相対評価と絶対評価の基準により配点された点数を合算して、当てはめて、機械的に算出しておりまして、あくまでも提案額だけで判断して、各選定委員の恣意的な判断が入らない機械的な評価として計算しております。  今回の応募者は1社ということでございますので、提案額は5,369万5,000円でした。ですので、順位は当然1位ですので5点と、相対評価が5点と、96%以下ですので絶対評価も5点となり、これを総合評価点の中に当てはめると最高点の5点と評価しております。  以上、説明でございます。よろしくご審査賜りますようお願いいたします。 ○福沢美由紀委員長  以上で説明は終わりました。  これより、議案第90号について質疑に入ります。  質疑のある方は順次発言をどうぞ。  岡本委員。 ○岡本公秀委員  これで資料の8、9、10が一通り説明が終わったというところで、この8、9、10をまとめてちょっと伺いたいんですけれども。 ○福沢美由紀委員長  まとめないで。 ○岡本公秀委員  まとめたらまずいか。 ○福沢美由紀委員長  10がいいです。 ○岡本公秀委員  だけど、これ相互に比べやんことには、この8と9と10の採点内容が1,000点やったり1,250点やったり、同じような指定管理で同じような要件を、市としては、施設によって性格は違うで微妙に違うかもしれんけど、だけどこういうふうに各課がそれぞれ独自に検討したけど、それをまとめて比較して聞きたいもんで8、9、10と言ったわけ。それはだめですか。 ○福沢美由紀委員長  比較したところ10の根拠についてお伺いするということでしたらまあ。10についてを主に聞いてください。 ○岡本公秀委員  それはそれでよろしいよ。  10が総合点が1,250点で、前にさかのぼると8が1,000点になっておるのやね。そんな話で、なぜこういうふうに、同じような機能を要求するものであるにもかかわらずこういうふうに変わっていっておるのかということを伺いたい。 ○福沢美由紀委員長  木田地域観光課長。 ○木田地域観光課長  1,000点、1,250点の違いは、第2回選定委員会のプレゼンテーション、ヒアリングという中で評価するに当たって、たまたま文化会館のほうは委員さんの予定がつきませんでしたので4名で1,000点という形で、ほかは5名で評定をやっていますので1,250点となっております。 ○福沢美由紀委員長  委員さんの人数が根拠だということなんですけれど、岡本委員、それでいいですか。持ち点なんで。  副市長。 ○西口副市長  実は、1,250点は、1人250点で5人が選定委員でございました。1,000点のときはお一人様が少し体調を崩されまして、任命はしておったんですがちょっと出席できなくて、4人で1人250点でやったから1,000点と。その差でございます。 ○福沢美由紀委員長  ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  ないようですので、以上で議案第90号の質疑を終結します。  次に、この議案について自由討議を行いますか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  行わないこととします。  次に、討論はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  討論もないようですので討論を終結し、議案第90号指定管理者の指定について採決を行います。  本案について、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いします。                  (賛成者挙手) ○福沢美由紀委員長  挙手全員であります。  よって、議案第90号指定管理者の指定については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で、当委員会に付託されました議案の審査は全て終了しました。  お諮りします。  ただいま審査を終えました議案の審査についての委員長報告の作成は、委員長に一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」の声あり) ○福沢美由紀委員長  また、特に意見等加える事項はありますか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  それでは、委員長に一任いただいたものとします。  以上で議案の審査は終了しました。  5分間休憩します。                午後1時13分  休 憩                午後1時16分  再 開 ○福沢美由紀委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、陳情書についてでございます。  このたび1件の陳情書が提出され、11月22日の議会運営委員会において、当委員会での取り扱いとなりました。  陳情第4号保育士の人材定着・確保のため職員配置基準と公定価格の抜本的な改善にむけて国に対し意見書提出を求める陳情書について、事務局長に要点の説明をいたさせます。  草川事務局長。 ○草川議会事務局長  それでは、陳情第4号につきまして朗読いたします。  2018年10月30日、亀山市議会議長殿。  陳情団体、名古屋市熱田区沢下町9-7、全国福祉保育労働組合東海地方本部執行委員長 薄 美穂子。  保育士の人材定着・確保のため職員配置基準と公定価格の抜本的な改善にむけて国に対し意見書提出を求める陳情。  現在、政府は認可保育所の整備や新しい形態の保育事業所を拡大するなど待機児童解消に向けた取り組みを進めています。しかしながら、量の確保にとどまり保育の質が置き去りになっていることや、保育士が低賃金で長時間過密労働になっている状態を抜本的に改善するための施策が出されていないままです。さらに財務省が来年度予算に向け財政制度等審議会へ公定価格引き下げの提起をしていることは、保育士の処遇改善を進める動きと逆行することであり非常に心配です。保育現場では人材の定着・確保が厳しく、慢性的な人手不足が生じています。人手不足の中では、保育実践の継承も難しく、また施設外研修へ行くことすら困難な状況です。保育士の質を向上し、子供の発達する権利を保障した実践するためにも、保育士が見通しを持って長く働き続けられるような処遇改善が必要です。  愛知では保育労働実態調査が2017年11月から2018年2月まで行われ、県内の公立・民間の保育士1万646人が回答をいたしました。正規職員の調査結果から休憩時間に事務を行っている実態や、月の時間外労働時間が平均18.9時間に対して、14時間以上のサービス残業(不払い残業)をしている実態が明らかになりました。一方で、超過勤務手当が支払われている人や休憩がほとんどとれる人は、そうでない人よりも1割ほど就業継続意欲が高まるという結果も出ています。  保育士は、憲法で保障された“個人の尊厳”や“健康で文化的な最低限度の生活”など、国民一人一人の人権を守り、生かしていく専門職です。専門性を発揮した質の高い保育実践をしていくためにも、保育士が離職せずに働き続けられるよう、職員配置基準と公定価格の抜本的な改善を国の責任で行っていくことが重要です。  つきましては、国の責任による改善が実現するまでの間、緊急の措置として独自の補助制度を設けるなどして福祉労働者の処遇改善を図ることを要望するとともに、下記の要望項目について地方自治法第99条に基づき議会として国に対して意見書を提出していただきますよう陳情いたします。  記1.保育士の人材定着・確保のため、職員配置基準と公定価格について抜本的な改善を行うこと。  以上でございます。 ○福沢美由紀委員長  説明は終わりました。  この陳情第4号について、何かご意見はありませんか。  岡本委員。 ○岡本公秀委員  午前中の補正予算で、保育士の処遇改善に1,380万円補正が組んであるやろう。これとこの陳情というものはどういうふうにリンクすると考えたらいいのか、ちょっと教えてほしいんです。誰に質問するんやろうな、こういうのは。質問する相手がおらへんもんなあ。この全国の人。そうやで、どうしやいいのやろうね。 ○福沢美由紀委員長  これ陳情なんで、紹介議員はおりませんので、また改めて、委員会としてまたお聞きしたり資料を求めることは可能かと思いますけれども、ここでということはちょっともう。 ○岡本公秀委員  だけど、これは陳情やから聞きおくだけということで、陳情書を出す、ここに意見書のモデルと書いてひな形があるんだけれども、これを出そうと思ったらちょっとそういうことも聞かなあかんけれども、聞きおくだけやったら別に返事なんかもらわんでもいいわね。どうしましょう。 ○福沢美由紀委員長  聞きおくだけでも皆さんが合意するんであれば意見書を出すことは可能ですけれども、そのためにはちょっと時間も置かなければなりませんし、どういう検証をするかというんで後ほどということになろうかと思いますし、そういう情報収集も含めて前向きに検討するんであればそういうことも可能ではありますが、皆さんのご意向はどうですか。  前田委員。 ○前田稔委員  聞きおく程度でいいと思いますけど。 ○福沢美由紀委員長  よろしいですか。  岡本委員、どうですか。 ○岡本公秀委員  私は、何も聞きおくだけで、こういうふうな意見書を出すとかなってくると、この当方の補正予算の1,380万円とのリンクがちょっと気になるんですけど、何も出さんのやったら別によろしいわね。 ○福沢美由紀委員長  改善を行うように意見書を出すのかどうかということがこれは問われているわけなんですけれども、あえてそういうことも調べて意見書を出すということに踏み込むのか、それとも、今回こういうことで陳情をいただいたんで、議員としてそれぞれまた調べたり研さんしていただくために聞きおいたということにするのかということは委員さんのご判断だと思うんですけれども、それぞれの。どうですか、皆さん。  森副委員長。 ○森美和子副委員長  聞きおく程度にしたいと思いますがいかがでしょうか。 ○福沢美由紀委員長  それでは他にご意見もございませんので、今回については、この陳情第4号保育士の人材定着・確保のため職員配置基準と公定価格の抜本的な改善にむけて国に対し意見書提出を求める陳情書については、ご承知おきいただいたものとします。  市長はここで退席なさいます。ありがとうございました。  次に、提出資料についてでございます。  それでは、当委員会に提出されました資料について、理事者側に説明を求めます。  なお、資料7の図書館の資料につきましては、この後の一般質問の際に、市長に亀山駅前に建設する図書館と中学校給食の件でご出席いただくこととなっておりますので、そのときに説明していただきます。  資料の説明を求めたいと思います。  佐久間生活文化部長。 ○佐久間生活文化部長  生活文化部から、資料1、2、3と3つ提出しておりますので、担当課長から説明させていただきます。 ○福沢美由紀委員長  小林文化スポーツ課長。 ○小林文化スポーツ課長  それでは、文化スポーツ課提出資料の資料1から3について、順に説明をさせていただきます。  まず、資料1、かめやま文化年2017成果と検証でございます。  昨年度実施をいたしましたかめやま文化年2017につきまして、かめやま文化年プロジェクト推進委員会におきましてその成果と検証を行っていただき、資料としてまとめましたので報告するものでございます。  表紙をまずめくっていただきまして、1ページをごらんいただきたいと思います。  総括における取り組みと成果では、「つながる」をキーワードに交流・継承・人材育成という3つの柱を掲げまして、「歴史・あかり・くらし・音楽・芸術」の5つのテーマを設定いたしまして、文化年2017実行委員会が主体となって実施をしました企画事業と、地域の各団体等が実施をいたしました関連事業に区分をしてさまざまな事業に取り組み、「歴史とあかり」、また「くらしとお茶」といったような各事業をテーマでつなげるような工夫もいたしまして、新たな価値の発見や創出、さらには団体同士の交流につなげることができたとしてございます。  一方、中段にございます反省点や課題でございますが、組織における実施体制の整備、事業計画決定のおくれによる事業周知不足、また応援団のあり方などにつきまして見直す必要性があるといった意見も出てございました。  今後の展開方針でございますが、次回「かがやく」をキーワードとする文化年2020に向けまして、最終年にふさわしい文化の祭典の開催や全国発信できる事業実施の検討を行い、計画的なスケジュールを立て、2019年度にはプレ事業を開催するなどして、段階的に文化年の機運の上昇を図るものとしてございます。  2ページから5ページにかけましては、企画事業につきまして各テーマごとの実績、成果、反省、課題をまとめてございます。  それから、続いてのページが、関連事業につきまして取り組みと成果、課題についてまとめたものでございます。  続く8ページから9ページにつきましては、文化年2017への参加や参画を促す仕組みの取り組みについて成果や課題を検証してございます。  10ページ以降におきましては、関係者へのアンケートや協力団体などの関係資料でございます。  今後におきましては、この成果と検証を踏まえまして、文化年2020に向けて早期の構想や計画の樹立を行うべく、今年度後半から文化年プロジェクト推進委員会におきまして協議を進めているところでございます。  続きまして、資料2でございます。  亀山市文化基本条例(仮称)でございますが、こちらの制定に向けた取り組みについてでございます。  第2次総合計画中の文化施策の推進及び亀山市文化振興ビジョンに基づきまして、その期間中において当市の文化施策に関する条例整備に取り組んでまいります。その背景としまして、平成29年6月の文化芸術基本法の改正がございます。改正文化芸術基本法では、各地方公共団体においては地方文化芸術推進基本計画を定めるよう努めることが規定をされ、またその計画や文化芸術の推進に関する重要事項を調査・審議させる審議会等の機関を置くことができるとされたところでございます。  当市は、次期の第2次文化振興ビジョンを、この基本法に規定される地方文化芸術推進基本計画として位置づけ、策定を目指すとともに、市の文化施策の基本的な考え方を明示する法的根拠となります条例制定に向けまして、まず検討委員会を設置し、条例制定に向けた取り組みを進めてまいります。この条例検討委員会の概要につきましては、現在のところ記載のとおりの構成委員8人以内で組織をする予定でございます。
     裏面の2ページをごらんいただきたいと思います。  今後のスケジュールでございますけれども、上から2つ目の欄、亀山市文化基本条例(仮称)及び審議会(仮称)の流れのところでございますが、今後設置をする条例検討委員会で審議を行いながら、平成31年度の12月議会に条例案を上程いたしたく検討を進める予定でございます。  以降、翌32年度から条例施行となりましたら同時に審議会のほうを設置し、同表の上段にあります文化振興ビジョンの欄、第2次文化振興ビジョンの検討を行い、33年度末の文化振興ビジョンの策定を目指してまいるところでございます。  続きまして、資料3になります。  関の山車会館整備事業の進捗状況についてでございます。  当委員会の開催前に報告をさせていただいております当該事業の、11月26日現在の進捗状況でございます。  まず、事業全体の概要から簡単に説明いたしますと、関の山車会館は、関宿に伝わる関の山車の祭りを長く後世に伝えるとともに、関宿を訪れる来訪者の方を初め、広く一般に紹介するための施設であり、亀山市歴史的風致維持向上計画に基づき、平成28年度から本年度までの3カ年事業で整備を行っているところでございます。  資料、先に2ページのほうからごらんをいただきたいと思います。  11月の管内視察の際にごらんをいただいたところでございますが、街道に面しました青色の管理・展示棟であります主屋部分、またその主屋の東にある伝承活動棟である離れと、主屋の南に位置しています展示棟でございます土蔵部分、そして一番大きな建物でございます、今新築工事中の地域交流施設である山車収蔵展示棟部分、そして表の門、それから塀等を含む施設の外構部分、さらにはそれぞれの建物に設置をする展示物の製作部分と、大きく5つの工事や委託業務を順次実施をしてきております。また、青色の部分が文化庁からの文化財、建造物を対象としました補助対象事業、赤色の部分が国土交通省の社会資本整備総合交付金の対象事業となっているところでございます。  それでは、申しわけございません、表面の1ページにお戻りいただきたいと思います。  先ほどの図を見ていただく中で比較してごらんいただきたいと思うんですが、左の列から離れと土蔵の改修につきましては、昨年度、平成29年度に終わってございます。  次の黄色の列、主屋の改修工事につきましては、本年10月末をもってそれぞれ完成をしてございます。  次の緑色の列でございます。山車の収蔵展示棟につきましては本年10月までを工期としておりましたが、一部追加工事が必要となりましたためにその工期を12月末に変更、期間延長して、現在、工事を進めているところでございます。  次の列の外構、またその次の列の展示制作につきましても現在のところ順調に進めておりまして、全ての工事や業務を本年度内に完了して、翌年7月の祇園夏まつりまでの開館を目指しまして、諸準備を進めてまいるところでございます。  以上で、文化スポーツ課提出資料の説明を終わります。 ○福沢美由紀委員長  草川教育部長。 ○草川教育部長  教育委員会からは、資料4と、追加にて資料6と資料7を提出いたしております。  それぞれ担当課長よりご説明をさせていただきます。 ○福沢美由紀委員長  西口学校教育課長。 ○西口学校教育課長  それでは、私のほうから平成30年度上半期の小・中学校におけるいじめの問題と、それから同じく平成30年度上半期の小・中学校における不登校の状況についてご報告申し上げます。  資料4のほうでございますが、まず最初にちょっと訂正がございます。  資料4の1ページ目のほぼ真ん中あたりですが、参考ということで3つの黒い点で文章が始まっております。その最も下のところです。3番目の黒ちょぼなんですが、「いじめに関して、加害者側保護者の理解を得ることが難しく」と書いてあるんですが、正しくは「被害者側保護者」という言葉もつけ足してください。「いじめに関して、被害者側保護者や加害者側保護者の理解を得ることが難しく」というふうな文面に修正をお願いします。申しわけございません。  それでは、上から順番に説明をさせてもらいますが、上半期ということで平成30年度4月1日から9月30日の期間におきまして、いじめの認知件数につきましては小学校で6件、中学校5件、合計11件で、昨年度の同じ時期より減少しております。  それから、このうち9月末で学校のほうから解消したというふうに報告が上がったものにつきましては、小学校1件、中学校3件、合計4件、括弧の中の数字でございます。  それから、いじめの認知をした内容でございますが、一番多いのがアの冷やかしやからかい、悪口やおどし文句、嫌なことを言われるというものが多かったです。  それから、中学校におきましては、クのパソコンや携帯電話で誹謗中傷や嫌なことをされるという項目がありますが、SNS、LINEの中で嫌なことをされたというのもございました。  それから、この解消につきまして、昨年度より解消している割合が少ないのですけれども、これにつきましては、いじめの解消というのは、被害を受けた児童・生徒に対するいじめの行為がやんでいる状態が相当の期間続いていること、少なくとも3カ月は何もないということを決めておりますので、たとえごめんなさいと解決をしても3カ月は見守るということで、解消をしていないというふうに扱っておるからでございます。  こういうことがございますので、9月30日時点で小学校で5件、中学校2件で未解消扱いとなっておるわけですが、昨年度は上半期というのは、調べましたら4月から6月あたりに発生したものが多かったです。今年度は9月に発生、または把握したものが多かったために、9月から数えて10、11、12月とここまでの期間を要するということで、解消率は今のところ下がっております。ただ、現在もいじめが続いているのかということではございません。  それから、中学校のほうですが、この2件とも12月現在におきましてもいじめが続いていることはないのですが、この1件が、現在、被害生徒が鬱病というふうに診断をされて不登校状態になっておる案件がございます。ですので、これにつきましては重大事態として扱っておりまして、現在、いじめ問題調査委員会を開催しながら調査をしておるところでございます。  それからあと、この参考の、先ほど修正をしていただいた箇所なんですが、いじめがありましたら、基本的には双方事情を聞き、そしていじめたほうが謝罪をすると。子供同士はもちろんですが、保護者も含めてなんですが、子供同士はごめんなさいというのは言えるんですけれども、保護者の中には、なかなかいじめた側のほうはうまく丁重に謝れなかったり、逆にいじめられた側の保護者の人がどうしても納得ができない、許せないというか、そういうふうな思いも持たれる方もお見えになりまして、解消の長期化や一部深刻化している案件もございます。  それから、取り組みにつきましては、亀山市いじめ問題対応マニュアルというのがございますので、そちらのほうを活用しながら各学校あるいは教育委員会のほうで取り組みを進めておりますが、いじめ防止、それから早期発見、早期解消に向けてということでそちらに簡単に上げさせていただきましたが、仲間づくりや学校づくり、授業づくり、それから日常の観察、あるいはアンケート調査等々を用いながら、早く見つけて早く対応するというふうなスタンスでおります。  続きまして2ページのほう、平成30年度の上半期の小・中学校における不登校の状況についてご説明申し上げます。  9月末までの、欠席日数が年間30日以上の児童・生徒数、いわゆる不登校の児童・生徒数は、小学校で19人、中学校26人、合計45人でございます。  それから、その中で適応指導教室に通級している児童・生徒につきましては、そちらに上げてありますように全部で15名、小学校は8人、中学校は7人でございます。  参考として上げさせてもらいましたが、不登校の主な要因ということで、これは昨年度のものでございますが、家庭に係る状況の数がやっぱり多い。家庭が不安定で子供も不安定になるという傾向が大変強いという状況でございます。  それから、取り組みでございます。各学校におきましては、特別支援教育コーディネーターという専門の担当もございます。相談体制・支援体制を充実させるとか、あるいは情報交換をしっかりして教職員間で共通理解をする、あるいは小・中・幼も含め、あるいは福祉機関との連携も行うと。何はともあれ魅力ある学校づくり、仲間づくりというのを大変大事にしていっております。  それからあと、教育委員会としましては、この不登校にかかわる研修会や事例検討会を開催したり、それから適応指導教室におきまして児童・生徒はもちろん保護者の方も含めてカウンセリング等相談に乗りながら、じっくりと取り組みを進めているところでございます。  あとはここに上げさせてもらったようなことで取り組みを進めている状況です。以上でございます。 ○福沢美由紀委員長  原田教育総務課長。 ○原田教育総務課長  それでは、追加でご提出させていただきました資料6、通学路のブロック塀等の安全確認についてご説明申し上げます。  この通学路のブロック塀等の安全確認につきましては、本会議の一般質問におきましてもご質問をいただいたところでございますが、教育民生委員会におきまして経過とその結果について取りまとめたものをご報告申し上げます。  まず、第1次点検といたしまして、7月中旬から8月下旬にかけまして学校とPTA関係者による確認を行いました。  確認方法でございますが、建築基準法を参考としまして、控え壁が必要となる高さ1.2メーター超えかつ幅3.4メートル超えのもの、さらには高さ制限の2.2メートルを超えたブロック塀を中心に、それ以外にも建物、看板、自動販売機など地震発生時に倒壊のおそれのある箇所について、道路側から見た目視で確認していただきまして、該当箇所を873カ所抽出していただきました。  次に、2次点検といたしまして、8月下旬から9月下旬にかけまして教育委員会事務局職員により1次点検抽出箇所の再確認を行い、問題のない箇所を除外しまして、危険性のある箇所を763カ所といたしました。  さらに3次点検といたしまして、産業建設部の建築技師と教育委員会事務局職員が連携しまして、建築基準法で制限されている2.2メートルを超えたブロック塀や倒壊危険性の高い空き家を中心に104カ所を全て確認しまして、その結果、ひび割れ等により地震発生時において特に倒壊の危険性が高いと思われる24カ所を特定いたしたところでございます。  その内容につきましては、資料の裏面でございますが、ごらんください。  学校別に3次点検の結果を記載してございます。特に危険とした24カ所につきましてはほとんどがブロック塀でございましたが、その他建築物が1カ所ございます。これは、石でできました灯籠でございまして、高さが四、五メートルと非常に高いもので、危険性の高い箇所として上げております。  これら確認内容につきましては、各学校へ報告し、児童・生徒に対する安全指導、注意喚起のために情報共有を行ったところでございます。  以上、資料6の説明とさせていただきます。 ○福沢美由紀委員長  井分健康福祉部長。 ○井分健康福祉部長(兼)福祉事務所長  健康福祉部からは、資料5、75歳以上の高齢者タクシー助成事業について、資料を提出させていただいております。  この後、資料の内容の詳細について担当課長より説明させますので、よろしくお願い申し上げます。 ○福沢美由紀委員長  小森長寿健康課長。 ○小森長寿健康課長(兼)地域医療課長  それでは、長寿健康課から来年度以降の75歳以上の高齢者タクシー料金助成事業について、準備も含め今年度からの対応も含めまして、ご説明を申し上げたいと思います。  ご説明申し上げる前に訂正が2カ所ほどございますので、まずそちらから訂正をお願いしたいと思います。  大きな2番の平成31年度の交付見込みというところで、2行目の「平成31年度の交付者数を260人程度と見込んでいます」という文がございますが、正しくは、「交付者数」というのを「利用金額を260人分程度と見込んでいます」の誤りでございますので、ご訂正をお願いしたいと思います。  それと、裏面に参りまして、参考に記載をさせていただいております福祉タクシー・介護タクシーの事業者の一覧表でございますけれども、3段目の有限会社椋本・中川タクシーでございますが、最近の調査というか、向こうの意向調査でわかったんですが、対応用具のほうの車椅子がバツになっておりますけれども、これは丸でございます。それと、付添者の乗車の可否の括弧の内書きの最大人数でございますけれども、7人となっておりますが、これは3人の間違いということがわかりましたので、車椅子を丸、最大人数を3人ということでご訂正をお願いしたいと思います。  では、1番、平成31年度の取り扱い及び周知等ということで、順にご説明をさせていただきます。  75歳以上の高齢者のタクシー料金助成事業の利用者につきましては、今後利用可能となる人を含めまして、平成31年4月からは乗合タクシーを利用していただくよう、年明け1月から周知いたしますとともに、個別にご相談を受け付けていく予定です。また、乗合タクシーで使用しているタクシーがセダン型のため、心身等のご事情によりセダン型に乗車できない人につきましては、ワゴン型の福祉タクシー・介護タクシー、裏面のほうの参照ですが、をご利用いただけるよう配慮していく予定でございます。  その下の(1)でございますが、先ほど申しました心身等のご事情によりセダン型に乗車できない人についてはどのように判断していくかと申し上げますと、これまでのタクシー券のご利用状況、それとご本人やご家族及びその支援者からの聞き取り、障害者手帳の有無、要介護認定の状況、包括支援センターが実施する地域支援事業要綱に定められた基本チェックリスト等の情報をもとにして、福祉タクシー・介護タクシーでの送迎が必要かどうか、セダン型に乗車できないかどうかを判断いたします。また、福祉の窓口まで相談にお越しになれない等で上記のような情報が把握できない人につきましては、在宅介護支援センター等から個別の訪問に伺って対応いたします。その事例といたしましては、福祉タクシー・介護タクシーにつきましては、障害者手帳や要介護認定を受けられた方を含め、足の不自由な人、付添人が必要な方について利用が可能になっておりまして、事例といたしましては、乗合タクシーの地域停留所まで歩けない人、または介助が必要な人、車椅子やストレッチャーのためのリフトつき車両での移動が必要な人など、心身のご事情によりどうしても不自由さがあるという方についてでございます。  幸い、今のタクシー券の福祉タクシー・介護タクシーのご利用者につきましては把握しておりますので、この方々につきましては基本的に次年度も乗っていただけるものというふうに考えております。  それと、一時的なものでございますが、けがや病気等によって一時的にご利用になられるという場合については、従前から同じではございますけれども、救急車やタクシーをご本人でご利用していただきたいというふうに考えております。  続きまして、(2)の今後のスケジュールでございますけれども、平成31年1月につきましては、平成30年度のタクシー券の利用者へ案内文を発送いたします。平成31年1月から3月中に75歳を迎える方に対しても、個別に案内を送付いたします。その後、2月になりましたら、上記案内文発送者のうち希望者に乗合タクシー等の相談を受け付けさせていただきまして、3月にまた市広報にて全体に周知をさせていただいて、またさらに相談を受け付けると。4月にこれを全て相談を受け付けて、体制を整いましたら、平成31年度のタクシー料金助成事業の利用者へタクシー券の交付を行っていくという形で進めさせていただきたいと思っております。  大きな2番でございますけれども、平成31年度の交付見込みですが、過去の福祉タクシー・介護タクシーの利用実績を参考にしながら、75歳以上の高齢者の増加傾向を考慮し、平成31年度の利用金額を260人分程度と見込んでいるところでございます。  なお、助成金額につきましては、腎臓機能障害1級を除く身体障害者手帳1、2級の方、療育手帳の最重度、重度及び精神障害者保健福祉手帳1、2級の交付を受けた人と同額の1万5,000円を予定しているところでございます。  3番でございますが、高齢者の閉じこもり防止、介護予防ということで、新たに乗合タクシーをご利用いただいたりされる方につきましての閉じこもり防止や介護予防につきましては、高齢者の介護予防や閉じこもり防止で総合事業(介護予防・日常生活総合支援事業)によって、現在のところ介護予防教室やサロン活動、老人クラブ活動など地域の通いの場の数やその開催回数をふやすなどして対応しているところですので、そちらのほうをご利用いただきたいというふうに考えているところでございます。  また、予防教室につきましては、ご要望により地域の公民館等へ出張したり、開催場所が遠隔地の場合は委託事業者により送迎を行っているものもございますので、次年度以降乗合タクシーやタクシー券を利用されない方につきましては、最寄りの通いの場のご利用をお勧めしていきますとともに、ご相談によっては、そういった支援のない場所等につきましては、こちらからまた支援を入れさせていただくように進めさせていただきたいと考えております。  なお、総合事業の介護予防教室を利用される方のうち、生活機能の低下により送迎が必要な人が乗合タクシーを使われた場合の利用料金につきましては、教室1回の参加につき往復1,000円を限度として助成する予定をしております。これにつきましては、現在も社会福祉法人等の教室に通われる方で同様に生活機能の低下がある方につきましては、介護保険の事業の中からその費用については負担をさせていただいておるものですので、乗合タクシーを使われた場合のケースが追加をされたというようなご理解でいただきたいと思います。  参考につけさせていただいたのが、福祉タクシーと介護タクシーの定義でございます。  福祉タクシーとは、国交省の道路運送法第4条の一般乗用旅客自動車運送業(福祉輸送限定)の許可を取得して、車椅子対応などの福祉車両を用いて営業されるものであると。そのうち乗務員が介護員初任者研修、旧のホームヘルパー2級以上の資格を保有し、旅客の乗降など身体介助を行えるものが介護タクシーとされ、一定の条件のもと介護保険の対象となる場合があるということでございます。  表のほうにつきましては、昨年度の聞き取りによるものが中心になっておりますので、内容のほうはまた更新していくつもりではおるものでございますが、参考に福祉タクシー・介護タクシーの現在の協力事業者12社の対応状況を記載させていただいておるものでございます。以上でございます。 ○福沢美由紀委員長  以上で提出資料の説明は終わりました。  この提出資料に対する質問をお受けしたいと思います。何かございましたら順次発言をどうぞ。  岡本委員。 ○岡本公秀委員  資料4番のいじめ問題についての裏面の小・中学校における不登校で、参考に不登校の主な要因で部活動等への不適応というのが書いてあるんですが、これ部活動やから当然中学校と思うんですけれども、中学校では全員が何らかの部活動へ入るのが、今は義務的なものですか。 ○福沢美由紀委員長  西口学校教育課長。 ○西口学校教育課長  中学校の部活動なんですが、大方の子は入っている状況があるということなんですけれども、必ずしもというものではございません。 ○福沢美由紀委員長  岡本委員。 ○岡本公秀委員  部活動等への不適応が原因で学校を休むぐらいやったら、部活動をやめてしもうたらええと思うんですけどね。手っ取り早いと。そういうわけにはいかないんですか、実際は。 ○福沢美由紀委員長  西口学校教育課長。 ○西口学校教育課長  部活動といいますと、中学校においては第2の学級というふうに呼ばれるような、中学校の現場にとっては大事な集団であります。ですので、そこで部活動はそれぞれ自分のやりたいスポーツとかそういう活動をする場ですので、その中でもしもそういう不登校にかかわるような不適応があった場合、自分はその種目をやりたいわけですから、やめて済むというふうな認識では学校側はないといいましょうか、何とかその子のやりたい活動がその部活動でやれればというスタンスでございますので、嫌ならやめたらというふうな、もちろん本人がそう願うのであればそういうこともあり得るかとは思いますが、原因というか、そこを突き詰めていくとこういうことも上がってくるというふうに認識しております。 ○福沢美由紀委員長  岡本委員。 ○岡本公秀委員  そうすると、僕らがそれを見ると、部活動をとるか学業をとるかという話になってきて、学業を放るぐらいやったら部活動を放ったほうがましやと思うんですけれどもね。そうもいかないわけですか。 ○福沢美由紀委員長  西口学校教育課長。 ○西口学校教育課長  確かに原因は部活動にあったとしても、それをスタートとして学校全体、その子にとっては部活動も学校の中での大事な生活の場所でございますので、そういう意味では学業を捨てるという、結果的には学校に来られなくなったということは学業を捨てたことにはなるのかもしれないんですけれども、だからといって部活動をやめてしまってというふうなことではないかと思います。 ○福沢美由紀委員長  岡本委員。 ○岡本公秀委員  そうすると、多くの中学生の中では、自分が進んで入った部活動をやめるということは、昔でいうと敵前逃亡みたいなもんで非常に恥ずかしいことで、そんなぐらいやったら学校に来んと家におったほうがましやと思うようなこともあるんですか。 ○福沢美由紀委員長  西口学校教育課長。 ○西口学校教育課長  敵前逃亡と言われましたが、部活動につきましても、やめるというような活動は、何というか絶対悪というか、そういうわけではございませんでして、子供たちもいろいろ事情がありますので、そういった事情の中でやめるということは、今は、それは絶対してはいけないというような、そういう認識ではないと思います。 ○福沢美由紀委員長  服部教育長。 ○服部教育長  これは主な要因でありまして、かつ複数回答であります。したがいまして、きっかけがそこにあったとなればそこに該当しますし、それが後の学校生活に影響しているというものですので、これ単独のものではありませんので、非常に複雑に絡み合っている、その一つの要因として該当するというご理解でお願いしたいと思います。 ○福沢美由紀委員長  ここで1時間たちましたので、10分間休憩をとりたいと思います。                午後2時01分  休 憩                午後2時10分  再 開 ○福沢美由紀委員長  休憩前に引き続き、会議を始めます。  提出資料についての質疑を引き続いて質問をお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  前田委員。 ○前田稔委員  タクシーの料金の助成事業についてということなんですけど、31年の1月から3月中に75歳を迎える方に対しても個別案内を送付しますということで、これは以前タクシー券というのを廃止するという方向であったかと思うんですけれども、障がい者とかそういう方については別やと思うんですけれども、しかも個別で案内を出してそれで必要となれば、タクシー券というのは前は1万円でしたけど、1万5,000円になるんですか。まずそこら辺をちょっと聞いておきたいと思います。 ○福沢美由紀委員長  井分健康福祉部長。 ○井分健康福祉部長(兼)福祉事務所長  担当課長よりご答弁申し上げます。
    福沢美由紀委員長  小森長寿健康課長。 ○小森長寿健康課長(兼)地域医療課長  タクシー券の金額の1万5,000円のことについてのお尋ねでございますけれども、料金のほうにつきましては、平成22年の改正時のときに、高齢者の75歳以上の全員にタクシー券をお配りする際の記録として残っておるんですけれども、財政負担が非常に大きくなるので、1万5,200何がしかのお金を1万円に下げて皆さんに配付したという経緯がございます。  今度それを75歳以上の高齢者の方につきましては、原則乗合タクシーのほうをご利用いただくということで、複数の方が乗合タクシーを利用されて、乗り合っていかれるということもあり、非常に効率的な方法に変わるということになりますので、その点についての財政負担というのがかなり軽減されたということもございまして、この分につきましては、当初平均的にという意味合いにおいて下げた1万円につきましては、今現在の障がい者のタクシー部分のところで、足がお悪い方で乗れないという方とほぼほぼ状況が変わらないということも含めまして、基本的に1万5,000円のほうに一旦は戻させていただくという形で考えておるところでございます。 ○福沢美由紀委員長  前田委員。 ○前田稔委員  75歳以上で健常者というかそういう方も、1万5,000円配付するということですか、しないということかどっちなのかな。希望があればするということ。 ○福沢美由紀委員長  小森長寿健康課長。 ○小森長寿健康課長(兼)地域医療課長  75歳以上の健常なご高齢者の方につきましては、原則乗合タクシーのほうをご利用いただくということでお願いしたいと思います。ですので、そこの部分について1万5,000円分のタクシー券を配付するというふうには考えていないところでございます。 ○前田稔委員  わかりました。 ○福沢美由紀委員長  他にありませんか。  森副委員長。 ○森美和子副委員長  資料2の文化基本条例(仮称)の制定に向けた取り組みについてですけど、これ多分国のほうが法律をつくったことによって、市でも条例をつくることができるというか、しなければならないということではなくて、できるということですよね。これは何年までにつくるように、もしつくるとしたらなっているのかについて、まず聞きたいと思います。 ○福沢美由紀委員長  佐久間生活文化部長。 ○佐久間生活文化部長  文化スポーツ課長からお答えさせていただきます。 ○福沢美由紀委員長  小林文化スポーツ課長。 ○小林文化スポーツ課長  この法改正につきましては、条例ではなくて地方の文化振興計画のほうを努力義務としてつくることに努めるようにするというような記載の仕方になってございます。  ただ、当市においては、この法改正があってつくるのではなくて、あくまで第2次総合計画ないし文化振興ビジョンには、もう既にこの条例化並びに条例化を進めるということで記載がございましたので、それを根拠として策定に取り組むというようなものでございます。条例をつくった後には、その文化振興ビジョンたる地方計画についてはその条例を根拠として策定をしていくというような流れになっていきます。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  かめやま文化年の取り組み、検証の、ちゃんと読んでいないんで、さっきの説明の中で少し見ていると、なかなか厳しい検証結果みたいなものも出ていて、これが2020年の文化年の最後のところにつながっていく中で、そこを終了した後の条例制定にならないのか、途中で条例をつくってそこを迎えるという流れになっているのか、総合計画に掲げてあるということではありますけど、何かちょっとそこら辺の部分のタイム的なものが後でもどうなんだろうという思いになったんですけど、そこら辺はいかがですか。 ○福沢美由紀委員長  小林文化スポーツ課長。 ○小林文化スポーツ課長  先ほどのご質問なんですが、前回文化振興ビジョンの改定を昨年度させていただいてございます。その際には第2次総合計画の終了期間にあわせて1年間延長をさせてございますが、その主たる要因の一つとして、文化年が終わった後に1年かけて検証をして、次の文化振興ビジョンにつなげるという流れで今考えておるところです。それと、条例の制定につきましては、若干タイミング的にはちょっと前倒しではないんですが、それに間に合うように条例の制定を進めていくというものでございます。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  教育委員会のいじめ問題について少しお伺いをしたいと思います。  1件重要案件があるというふうにさっきおっしゃって、その名称がちょっと聞き取れなかったんですけど、調査委員会みたいなものを立ち上げているという、そのメンバー構成を少し教えてください。 ○福沢美由紀委員長  草川教育部長。 ○草川教育部長  担当課長よりご答弁申し上げます。 ○福沢美由紀委員長  西口学校教育課長。 ○西口学校教育課長  いじめの問題調査委員会ですけれども、5人の方で構成されております。臨床心理士、それから医師会、大学教授、保護司、それから弁護士というような役職の方による5名の方で調査委員会を構成しております。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  どれぐらいの頻度でその委員会というのが立ち上がった中で運営されていくのか、何かあったときにやるのか、今どんな状況なのか教えていただけますか。 ○福沢美由紀委員長  西口課長。 ○西口学校教育課長  基本的には、重大事態というような案件が出てきた場合に、その調査委員会を開催します。  ですので、今年度に入っては、1回目、委嘱の都合もありますので、1回実施をさせてもらって、そこであわせてその案件も取り扱っていくということで、今2回開催をし終わったところで、次3回目を予定しているというような状況です。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  さっき説明のあった重要な案件のその例に対して委員会を開かれていて、それが次3回目行われるということですか。 ○福沢美由紀委員長  西口課長。 ○西口学校教育課長  そうでございます。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  不登校のところで、特別支援教育コーディネーターさんは専門職ですか。 ○福沢美由紀委員長  西口課長。 ○西口学校教育課長  専門職というよりは、その学校の教諭といいましょうか、その中で校務分掌の中で特別支援教育コーディネーターという仕事をしているということです。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  たくさんあって済みません。  あと、タクシー料金の件でお聞きをしたいと思います。ちょっと説明が聞き取りにくくて、どこら辺で言われたか、救急車を利用していただいてみたいなことをおっしゃったんですけど、ちょっとそこら辺もう一度説明をいただけますか。 ○福沢美由紀委員長  井分健康福祉部長。 ○井分健康福祉部長(兼)福祉事務所長  担当課長よりご答弁申し上げます。 ○福沢美由紀委員長  小森長寿健康課長。 ○小森長寿健康課長(兼)地域医療課長  救急車のご利用というふうな部分を少しご説明させていただいた部分につきましては、急なけがやご病気によって一時的に乗車できない場合というのがございますので、それと心身等のご事情によってセダン型に乗車できない人との関係について少し触れさせていただいたものでございますけれども、一時的に乗車できない方につきましては、これまでも基本的にはタクシーではなく救急車のご利用をお願いしますというふうなことはお話を申し上げておったんですけれども、基本的に今回配付をさせていただく、この心身等のご事情によってセダン型に乗車できない皆様につきましては、ある程度中・長期的に見てそういう心身のご事情がある方という意味合いでおりますので、急なけがやそういったときは、緊急のときは救急車をご利用してくださいというお話を補足させていただいたところでございます。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  何かようわからんのですけど、急なけがや病気は救急車を呼びますわな、普通。さっきのその車椅子やストレッチャーなんかを、セダン型に乗れない方も救急車を呼ぶということですか。呼ぶということを言われていたんですか。 ○福沢美由紀委員長  小森課長。 ○小森長寿健康課長(兼)地域医療課長  今の説明は、あくまで一時的に乗車をできないかというようなご質問があった際に、そういったお答えをちょっとさせていただこうかなあというふうに考えて補足させていただいたので、余計であったかもしれないですけれども、基本的にはタクシー券をご利用いただく方につきましては中・長期的に見てそういったご利用ができない方をということでご説明差し上げたものでございます。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  この今後のスケジュールの1月の案内文の発送は、タクシー券が利用できないという案内文の発送で、乗合タクシーのほうに切りかえてくださいという形の案内文の発送になるんですか。 ○福沢美由紀委員長  小森課長。 ○小森長寿健康課長(兼)地域医療課長  基本的には乗合タクシーのほうのご利用をお勧めしていく案内文と、かつ今セダン型のご利用者の中にも以前からおうちからセダン型のタクシーに乗るところまでなかなか歩いていけないというようなお話も各方面からお聞きしておりますので、そういった形で移行される方もお見えだと思いますので、その方が一体どういうふうなことでタクシーのほうをご要望されているかも含めて、その支援は行き届くような形のご相談を承りたいというふうには考えております。基本的には乗合タクシーのほうをお勧めしていくように案内はさせてはいただきますけれども、それぞれの個々のご事情があると思いますので、それについての支援のご相談も含めてお受けしたいというふうに考えております。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  そうすると、乗合タクシーのほうに移行してくださいという案内文とともに、ご相談もくださいという案内文をあわせて送るということですか。 ○福沢美由紀委員長  小森課長。 ○小森長寿健康課長(兼)地域医療課長  そうでございます。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  それから、3月中に75歳を迎える方に対しても案内文を出しますという形でここに書いてあるんですけど、これは今回75歳になられる方もありますし、来年も75歳になられる方も見えるので、これは随時、毎年こうやって出されるんですか。 ○福沢美由紀委員長  小森課長。 ○小森長寿健康課長(兼)地域医療課長  タクシー券の利用だけに限らず、ほかにも75歳になったときに受けられるサービスがございまして、例えば電話健康相談とかそういったものは75歳を対象にして受けていただくようなことができます。その際に、ご高齢者になられた際にどのようなサービスが受けられるかを全てまとめたものを高齢者のほうに定期的にお送りしております。その中でこの75歳以上の方に対して乗合タクシーのご利用、福祉タクシー、介護タクシーのご利用も含めてお知らせをしていくという形で、定期的にお知らせをしていくということになると思います。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  2月に乗合タクシー等の相談を受け付けというのをこのスケジュールの中に書いてあるんですけど、これはどこの部署でするんですか。 ○福沢美由紀委員長  小森課長。 ○小森長寿健康課長(兼)地域医療課長  基本的に福祉の窓口で行います。今でも乗合タクシーの受け付けは福祉の窓口でも行っているところでございます。  それと、どうしても相談者が多くなってくる可能性もございますので、一般質問のほうでもございましたけれども、そのことも考えまして、部内のほうの助けと、あと産業のほうの助けも依頼させていただくのと、あと相談内容によっては非常に社会福祉協議会とかもかかわってくると思いますので、そういった各方面にご協力をいただきながら、福祉の窓口で対応したいというふうに考えております。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  今のご説明だと、乗合タクシーは福祉だなというふうに思いました。  それから、もう一つ、介護タクシーと福祉タクシーの一覧と、それから初乗り運賃とか、加算運賃とか、呼んだときの料金を書いてありますが、このタクシーを利用する場合も乗合タクシーの料金で行けるんですか。 ○福沢美由紀委員長  小森課長。 ○小森長寿健康課長(兼)地域医療課長  福祉タクシー、介護タクシーにつきましては、1万5,000円のタクシー料金の助成事業でご利用いただけるということですので、この今の運賃の料金設定の中で、タクシー券をご利用していただくということになると理解しております。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  それから、なかなか閉じこもり防止のためのサロンのところに行くとかという中で、サロン教室とか、老人クラブの活動なんかはなかなかないようなところに関しては、推進、これからはふやしていくみたいなことを多分さっき説明があったと思うんですけど、どんな形で、多分サロン活動とかというと民生委員さんとかがやっていただいていますし、老人クラブの活動といったら老人会の方がやっていらっしゃると思うんですけど、できていないところというのはなかなかそういうところがきちっと機能できないようなところだと思うんですけど、そういうのをこれからやっていこうということで説明があったと思うんですけど、行政が積極的にそこに入っていくということなんでしょうか。 ○福沢美由紀委員長  小森課長。 ○小森長寿健康課長(兼)地域医療課長  今現在の介護予防教室につきましても、平成29年度に総合事業を開始してから、それ以前に比べて2倍以上の開催回数を行っておりまして、参加者も倍以上になっているところです。サロンの数につきましても、平成27年度から比較して36団体ふえて92団体になっているところです。  この総合事業を開始してから、約1年半を過ぎておりますけれども、その中で非常に地域の中での活動は活発になっておりまして、こういった行政支援だけじゃなくて、まちづくり協議会や老人クラブ、それと任意の団体でも自主的に活動されているところが非常に多くなってきております。そういったものを把握して、空白地帯がないかどうかというのを検証しましたところ、割と少なくなってきているところで、当初始めたころよりかなり少なくなってきております。  ですので、この地区や町でそういったものがないところにつきましては、行政から事業者のほうに委託しながら、もしくは行政直でその地域に介護予防教室等で出張を行うことを前提として、またコミュニティソーシャルワーカーですね、CSWと生活支援コーディネーターのほうにも協力をいただいて、まちづくり協議会と連携しながら、その地区においてどういった活動が一番適切かということも含めてその地域に合った介護予防活動を展開したいというふうに考えております。 ○福沢美由紀委員長  他に質問はありませんか。                 (発言する者なし) ○福沢美由紀委員長  なければ、以上で提出資料に対する質問を終わります。  会議の途中ですが、暫時休憩します。                午後2時33分  休 憩                午後2時36分  再 開 ○福沢美由紀委員長  休憩前に引き続き、会議を再開します。  次に、この際、当委員会の所管に関する一般質問をお受けします。  本日の一般質問は、亀山駅前に建設する図書館と中学校給食の件について、市長に出席いただいております。市長への質問の前に、当委員会に提出されました図書館の資料7について理事者側に説明を求めます。  草川教育部長。 ○草川教育部長  資料7につきまして、担当参事よりご説明申し上げます。 ○福沢美由紀委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  それでは、追加で提出をさせていただきました資料7の亀山市立図書館基本設計の考え方につきまして、ご説明を申し上げます。  まず、お示しさせていただきました資料は、亀山駅周辺2ブロック市街地再開発準備会が発注し、この11月20日に成果品として準備会におさめられたものから、図書館関連部分を抜粋し、着色など若干の修正を行ったものをお示ししております。  それでは、資料の順にご説明を申し上げます。  まず、1ページの基本計画につきましては、本年5月に策定いたしました亀山市立図書館整備基本計画の要点を整理したものでございます。  まず、新図書館の基本理念であります「学びの場からつながる場へ」、この基本理念はどのような考え方によるものかを、知る、学ぶ、楽しむの3つのコンセプトとして整理しております。これを、道が交差し人やものが行き交う場をあらわす古い言葉である「ちまた」にかけて、亀山市域における知識の蓄積を踏まえた地域性をあらわす意味合いを持たせております。その上で、3つの基本方針をお示ししております。  これらを踏まえて、図書館本来の機能を十分に確保しつつ、学び、出会い、つながりを創出する多機能型図書館を目指すものとしております。  この多機能性を図式化したものが、右の図となります。この図につきましては、12ページ、13ページに拡大し、詳細をお示ししております。  めくっていただきまして、2ページ目でございます。  設計の基本コンセプトにつきましては、先ほどお示しした基本理念とあわせて、本から始まる「かめやま ブックステーション」をテーマに、4つのコンセプトをお示ししております。こちらでは、多機能型という図書館、そして子供の見守り、そして多世代が触れ合える場、さらに居心地のいい新たな居場所、そして亀山へのおもてなし空間、こういった4つのコンセプトをお示ししているところでございます。
     次に、3ページ目の施設構成と配置計画でございます。  こちらでは、地下の部分の機械室も合わせまして、おおむね延べ床面積が3,000平米、そして3階建て、一部4階建ての構成とし、地下に50台程度の駐車場を設けるというものとしております。  なお、整備基本計画では、新しい図書館の蔵書数24万冊を目指すというものとしておりますけれども、整備推進委員会においてこれは将来的な目標数として、まず現段階ではこの冊数に固執することなく、ゆったりとした空間確保と、図書館としての利便性を優先すべきというご意見もいただきましたことから、まずはこれらの条件に見合った冊数での必要面積の目安を算出しております。  また、各フロアの機能についてのコンセプトをページの右下方のほうに表としてお示ししているところでございます。  めくっていただきました次、ゾーニングでございます。  まず、このゾーニングにつきましては、立体的に1階から上階、上の階に向かうにつれて、動から静の空間配置というものを考えております。そして、中央の階段、エレベーターにより各階が有機的につながる構成というものを示しております。  平面的には、北側に管理スペースを集中させて、駅前広場に面した南側に開架書架を配置し、開放的な空間創出を図っております。  また、各コーナーはそれぞれのコーナーと融合して多機能性を創出しております。  そして、5ページ、6ページにお示しをいたしました平面の計画でございますが、先ほど3ページのほうでご説明をさせていただきました機能のコンセプトに基づいて各フロアの留意点をお示しさせていただいております。  次に、7ページからの各フロアの平面図でございます。これらにつきましては、各フロアごとに着色をしておりますが、これは4ページのゾーニングのところでお示しをいたしました各機能の色と合わせて着色をさせていただいております。  まず、7ページの1階でございますが、まずエントランスから入りました正面、そこが中央部分になってまいりますけれども、その中央部分に階段を設けて図書館の立体構造を一体的に利用できる配慮がなされております。そして、図示はしておりませんがエントランスのロビー、郷土資料コーナーの上部は吹き抜けとしております。なお、レファレンスカウンターは、郷土資料との一体性を勘案いたしまして、1階に置くことを想定しているところでございます。  めくっていただきました8ページの2階でございますが、ここの2階につきましては児童・親子のスペースを軸に、ティーンズコーナーと一般開架を並列的に配置をする計画となっております。また、先述のとおり、エントランスのロビーと郷土資料コーナーの上部は吹き抜けとなっており、広い開放的な空間を創出するように図っておるところでございます。  そして、9ページの3階でございます。先ほど申し上げましたように、ゆったりとした開架スペースを基本として、これにグループ学習室や図書を集密して配架をいたします公開書庫、そして閉架書庫を設けております。  次に、10ページの4階でございます。こちらは、全てのフロアではなく、屋外施設との兼ね合わせという部分もございますが、大部分を吹き抜けといたしまして、閲覧席と公開書庫を設けていくものでございます。また、3階の閉架書庫の上部は大きく吹き抜けといたしまして、将来的な蔵書の増加にも対応できるような空間の確保を図っているところでございます。  最後に11ページ、地階でございますけれども、地下1階につきましては、図書館北側の居住区域にまで地下を広げて駐車場とし、このうちのロビーでありますとか機械室、さらに防災用の備蓄倉庫を図書館の床面積として含めております。この部分と合わせまして、各フロアの床面積を合計して、おおよそ3,000平方メートル程度となるというふうに考えているところでございます。  今後、この基本設計に基づきまして、保留床の購入に必要となる費用の概算作業を進めますとともに、図書館システムの構築や備品購入など、図書館整備に係る全体の事業費について整理をしてまいりたいと考えております。  また、今後最終的なプランにつきましては、実施設計段階で改めて細密な検討を行って確定させていくものでございますので、平面の配置や配架といった個々のコーナーなどの詳細につきましては、今後の検討などによって変更があり得るものとご理解いただきたいと存じます。  以上、基本設計の考え方についてのご説明とさせていただきます。 ○福沢美由紀委員長  以上で資料の説明は終わりました。  それでは、提出資料に対する質問をお受けしたいと思います。何かありましたらどうぞ。  森副委員長。 ○森美和子副委員長  駐車場についてちょっとお伺いをしたいんですけど、近年気候変動でゲリラ豪雨などがあって、かなり雨の量がひどくなる場合があって、この地下駐車場が水につかるんじゃないかという危惧する部分があるんですけど、そこら辺はいかがでしょうか。地下がいいのかどうかという。 ○福沢美由紀委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  詳細についてはまた改めて詰める部分もあるかと思いますが、こちらの機械室の部分には当然そういったポンプなども設けてまいりますことと、それからこの図書館の立地する部分につきましては、鈴鹿川に近い部分ではありますが、洪水、浸水の想定域外という部分でもございますので、全くあり得ないとは言い切れませんけれども、おおよその場合は多分大丈夫であろうというふうに認識をしているところでございます。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  ポンプで流すという形なんだと思うんですけど、県議会のあそこも駐車場が地下になっていて、あそこも何か土のうを積まなあかんようなときがあったといって。あそこも高台で、非常に川に近いとかそういう部分ではありませんけど、何かそんなことをされていたということを聞きましたので、だから想定外の雨が降ったりするという可能性はかなりあるので、ちょっと気になったので聞きました。  それから、この図を見ると、車椅子マークのみ記載をされておりますが、今、おもいやり駐車場が市内全体でありますが、それもつくっていくということの理解でいいですか。 ○福沢美由紀委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  基本といたしまして、そういった部分についてはきちっとこれからの実施設計の中で詳細を詰めていきたいというふうに考えております。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  あと、駐車場が駅の近くに、図書館の駐車場で、料金がこれからどうなるのかというのはまだ何も聞いていないのでわかりませんけど、例えば無料になった場合、そこに置いて電車に乗ってどこかに行ってしまうとか、そこら辺の、必ずここは図書館の駐車場ですよと言ってもとめられる方もいらっしゃるような気がするので、そういう何か駅利用者の置き場にならないのかというのが、すごく危惧されるところなんですけど、またそういう対策もこれからとっていっていただけるのかなと思うんですけど、そこら辺いかがですか。 ○福沢美由紀委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  当然、この駅周辺にはそういった民間の駐車場もありますので、そういった問題は非常に大きなことであると考えております。  今、具体的にどういう方策をとるかというところまでは詰め切れておりませんけれども、当然そういった何らかの処置は必要であるという認識のもとで、また実施設計のほうも進めてまいりたいと考えております。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  たくさん済みません。  ゾーニングについてですけど、吹き抜けの状態で、1階から4階が動から静へという形でなっていたんですけど、2階が子供向けの図書スペースになっているということなんですけど、音に対しての対策というか、以前視察に行かせていただいた中では、そのまますとんと吹き抜けではなくて、階段をずらすことによって音を分散させているんだというふうに聞いたんです。ここはもうそのまますとんと吹き抜けになっているということで、音というのが大丈夫なのか。プレイルームもあるというふうにこの中では記載をされておりますので、そういった部分での対応というかはお考えになっておられますか。 ○福沢美由紀委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  当然、その音の問題というのは非常に大きな問題だということは当然認識もしておりますし、動から静という、一つの階層、各階フロアを分けたというのも、まずそこの大きな解決策の一つであろうというふうに考えております。  当然、吹き抜けでありますとか、それから階段の部分というのは、上に音が抜けていく部分でもありますけれども、これを子供たちが一番声を出しそうなところからは離すことによって、できるだけそういった影響を少なくしていこうというふうに考えているところでございます。  特に、1階は交流エリアも含めておりますから、多数の方がいろんな形で交流もされますから、当然いろんなお話などもされるという想定。2階は、読み聞かせや子供たちも声を出して本を読むとか、いろんな活動も考えられますので、そういったものを十分配慮しながら、立体立面構造も少しずつ階段の位置も階ごとにずらしたりをして、そういった影響を少なくするような工夫は一応しております。  またそれも、先ほど申し上げましたけれども、例えば吸音材を天井に張るとかいろんな方法もございますので、実施設計の中で詰めていきたいというふうに考えております。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  ちょっと、勉強部屋というか勉強するところが少ないなあというふうに、結構何かいろんなところを私も図書館を新しいところを見せていただいて、たっぷりとってあるようなところもあったんですけど、勉強するようなスペースというのは大丈夫なんでしょうか。 ○福沢美由紀委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  これも、昨今新しい図書館での動向、それから私どもが整備推進委員の副委員長をお願いしております愛知工業大学の中井先生の調査・研究などから見ても、実は学習をされる方というのは、かなり閉じこもってといいましょうか、音の全くしないところではなくて、結構人が動いているようなところのほうが返って落ちついたりとか、そういった事例もあるということでございます。  ですので、例えば1階の部分は窓際に沿ってずうっと、窓に向いた閲覧コーナーをいっぱいつくるような方法をとれば、多分学習する方はそういう場所を使っていくんだろう。  それから、何人か友達が寄って学習するというと、やっぱりちょっとしゃべりながらという部分も出てまいりますので、そうするとまた閲覧席で多少声を出していいですよというブラウジングコーナーのようなところを使っていくということが多いようでございます。  実際、他市町の新しい図書館を拝見させていただくと、結構割とフリーに学習スペースを使っていただいているようでございますので、わざわざ学習室というふうにがちっとしたところは、グループ学習室のようにちょっと音を静かにしたいとか、少し議論をしたいとかというふうに、遮音性の持ったところと、それから開放的な空間でどうぞご自由にお使いくださいというふうに対応することで、かなり可能ではないかなというふうに考えております。  それから、また閲覧コーナーのところは一応間仕切りができるような配慮もできるかと考えておりますので、必要に応じてそういった仕切りをつけることによって、一定の遮音性を持った空間も創出することが可能かというふうに考えております。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  あとトイレについてなんですけど、結構人通りというか、駅の近くということで、学生もそうですけど、一般の方も結構往来が激しい部分ですよね、今の図書館から比べれば。  ちょっとこの1階のところのトイレの位置を見せていただくと、入り口が、中では当然女子と男子には分かれてはあるんですけど、入るところが一緒になっているんですよね。これ、決定のあれではないといっても、この図を見ると、そういった配慮、例えば中は仕切りがあって男子、女子になっていても、入り口だけは端と端になっているところもあって、非常にこれは配慮されているなというのを、私ほかの図書館を見て感じたんです。本当に高校生なんかも結構利用されるという見込みが高いところですので、そういったところの配慮は私は必要じゃないかなあと思いました。  あともう一つは、デザインのモノトーンでというデザインのことが書いてあったんですけど、これが子供たちもモノトーンにならないようにお願いをしたいなと。やっぱり少し、キッズスペースのところまでモノトーンになっちゃうのかなというのが、そういう記載が何もなかったので、全体がモノトーンになっているというような記載だったので、そこら辺も気をつけて、何らかの配慮をしてほしいなあと思いました。 ○福沢美由紀委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  まず、トイレにつきましては、特に1階がその部分は特に大きな影響をする部分かと考えておりますが、当然その横の店舗との兼ね合いでありますとか、それからやはり図書館の閉館時間以降、それから場合によっては休館日にそのトイレを開放するかどうかというところについても、これからきちっと詰めて考えていく必要があるかと思っておりますので、そういったものも含めてレイアウトについてはまた詰めていきたいというふうに考えております。  それから、内部のデザインでございますが、当然子供たちのスペースは夢いっぱいな空間にしてあげたいという思いも強く持っておりますので、そういったものもあわせたデザイン、それから色の使い方、そういったものについてはまた配慮をしていきたいというふうに考えております。 ○森美和子副委員長  ありがとうございます。 ○福沢美由紀委員長  他にございませんか。  岡本委員。 ○岡本公秀委員  7ページの1階平面図でちょっと教えてほしいことがあるんですが、これは入り口ですね、入り口の風よけ室のところにBDSと書いてあるけど、これはどういうことですか。 ○福沢美由紀委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  これは、要は貸し出し手続を経ずに本を持ち出してしまうという方についての警報システムでございます。ですので、一応今想定としては、ICタグを本に取りつけて、そういった返却システムを通すという手法も検討しておりますので、それを導入されれば、カウンターを通さずに持ち出してしまうとか、そういったことがなくなるというふうに考えておりますので、この1階の入り口、北と南側の2カ所と、それから地下のエレベーターをおりた駐車場へ出ていただくところに、この警報装置をつけさせていただこうというふうに今想定はしております。 ○福沢美由紀委員長  岡本委員。 ○岡本公秀委員  そうしますと、スーパーとか量販店であるような本一冊一冊に警報タグをつけるということも視野に入っておると、そういうことですね。 ○福沢美由紀委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  これは、持ち出しの防止だけではなくて、ICタグをつけることによって、既にその本の情報がそこにいっぱい詰まったものを取りつけるということによって、検索でありますとか、それから返却もカウンターを通さずに自動返却装置を通していただくだけでオーケーですよというようなこともできるようになりますので、そういったものを含めたICタグをつけてはどうかということも視野に入れた検討を進めております。 ○福沢美由紀委員長  岡本委員。 ○岡本公秀委員  先ほどちょっとはっきりわからなかったんですけど、話ができるとかいうブラウジングコーナーって、これはどういう意味ですか。 ○福沢美由紀委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  読み散らすという言い方があれですけど、例えば新聞でありますとか、雑誌でありますとか、割といろいろぱらぱらと手にとって見てみるような、そういった拾い読みでありますとか、立ち読みというようなニュアンスに近いようなものかというふうに思っております。そういったものを入り口近くに設けて、いろんな方が本に入っていく導入部分にしていくという意味で、そういった拾い読み、立ち読みコーナー的なものを入り口の近くに設けてはどうかというふうに考えております。 ○福沢美由紀委員長  岡本委員。 ○岡本公秀委員  そうしてから、この1ページの平面図の上部に、荷さばき・作業室とありますけど、図書館という業態から本を届けるとか、もろもろのいろんな印刷物が届いたりすると思うんですけれども、配送に来る車がこの荷さばき室の横にすっと横づけできるようなスペースは確保していただけるのか。一々地下へ行っておろして、台車に乗せて、エレベーターで上がってきて納品って、そんな手間のかかることでは余り効率はよくないと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○福沢美由紀委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  ちょうど、その荷さばき・作業室の上の部分、北側になりますけど、そこにちょっと何か破線で長方形が示してあるかと思いますが、これが少しバックヤード的に車がつけられるようなスペースも確保しておりますので、これは2階の部分はそのままありますので、言ってみれば雨が降っていてもバックで車をつけて、そういった作業ができるようなものも一応想定をしております。 ○福沢美由紀委員長  岡本委員。 ○岡本公秀委員  それから、先ほど森委員のほうから、要は駐車場に通勤の人が朝7時ごろ車を置いて、晩の8時ごろ帰ってきて、12時間も置きっ放しの占拠というのが、今現在、亀山の駅前では見られて、それが原因でいろいろ対処をしておるんですけれども、なかなか難しい面もあるんですけれども、よく都会行きゃあるんですけれども、地下駐車場の入り口にゲートみたいな自動の遮断器をつけて、図書館の利用者は当然のことながら、今図書館カードってあるでしょう、バーコードの入った。あのカードのもうちょっといろんな情報が書き込めるカードを使って、それでピッとしたらゲートがあいて、出ていくときにピッとしたら下がると。それを見たら12時間も車を置いておる人は一体だれやと、すぐに特定できるやないですか、個人名が全部登録するんやで。そういう人に注意を促せるようなことができるんですけれども、今の図書館カード、せっかく図書館が近代的になるんやったら、ただ本を借りるときだけにピッピとしてやるのじゃなくて、そういった入場とか退場にも使えるとか、そういうふうに用途を広げるというようなことも考えたりしませんか。 ○福沢美由紀委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  図書カードそのものだけではなく、先ほどのICタグを取りつけていくという中で、その図書カード自体にどれだけの情報性を持たせるかということも、少し詰める必要があるかなあというふうには思っております。  それで、その中で特に駐車場の問題につきましては、他市の状況なども見せていただいたり、お聞きしておりますと、例えば2時間までは無料だけれども、それ以降は有料ですよでありますとか、それからカウンターで磁気処理をしてもらうと無料になりますよとか、何かそういったやり方をやっぱりいろんな他市さんもとっておられるようでありますので、そういったものも参考にしながら、亀山市の駅前という立地に相ふさわしい駐車場というものも考えていきたいというふうに考えております。 ○福沢美由紀委員長  ほかにございませんか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  ないようでしたら、今回の図書館について私から市長の出席を申し入れましたので、委員として質問もしたいので、委員長の職務を森副委員長と交代したいんですけど、よろしいですか。 ○森美和子副委員長  それでは、暫時委員長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。  引き続き質問を行います。質問はありませんか。  福沢委員。 ○福沢美由紀委員長  今回、こうやって設計が出てきたわけなんですけれども、市長にまずお伺いしたい、個別なことをまた担当にもお伺いしますけれども、まずお伺いしたいのが、今回、これからの図書館、どんどん詰められて、よい計画は出てくると思うんですけれども、図面ばかり出てきても何か私としては不安で、例えば人の手だてがどうなるのかというのが何回も今まで聞いてきましたけれども、今回もなかなか大幅に、例えば司書を正規で雇うということも大幅にということはなかったし、今後どうされるのかということであるとか、やはり今までやったことのない規模の図書館を運営していくわけですから、やっぱりそこについては専門的な経験のある方を、それは館長という立場なのか、それについてもいろいろだと思うんですけれども、そういう方を探しておられてきちんと準備されているのかとか、そういうところの心づもりというか覚悟というものがちょっとお聞きしたいなあと思っています。お願いします。 ○森美和子副委員長  市長。 ○櫻井市長  今回、確かに基本設計のハードを中心とした計画をお示しさせていただきました。今、ご議論いただいたことも含めて、しっかり実施の計画へやっぱり組み込んでいくということをしていきたいと思います。  あわせて、今、福沢委員がおっしゃっていただくこれを、先ほどの情報の管理のシステムもそうですし、あるいはマンパワーのこの体制、ヒューマンウエアというか、このソフトやヒューマンウエアの体制をどのようにつくっていくかということも極めて重要だという認識を我々いたしておるところであります。  したがいまして、今後の人の手当て、それから全体としてのこの運営の仕組み、こういうものにつきましてしっかりと構築をして、この新しい図書館が見事に学びの場からつながる場へ機能するような施設として船出ができたらと思っておるところであります。  ここへ至りますまでに、ワークショップの過程でさまざまな多様なご意見を頂戴いたしております。さらに、今後もそうなんですが、愛工大、中井先生を初めとする専門家の皆さんのアドバイスやサポートもいただきながらここまで来ておりますし、今後におきましてもそのように思わせていただいておるところでありますが、人の手当て、あるいは専門的なノウハウをどのように組み込むのか、運営の仕組みはどうあるべきか、こういうことにつきまして私どもはしっかりと今後これを積み上げていく作業をいたしてまいりたいと考えております。  誤解があるとあきませんが、ここに至りますまでに本当に教育委員会を初め、私自身もそうですが、ここ二、三年、ありとあらゆる可能な限りの全国の先駆的な事例とか、いろんなものを学ばせていただいてここに至っております。議会の議員の皆様におかれても、いろんな調査活動の過程で、いろんなノウハウや実態をご調査いただいて、ここに至っておると思っております。  したがいまして、この新しい亀山の新図書館がしっかり船出するために、当然ハードは重要でありますが、それ以上にどんな運営、どんな体制、そこのソフトやヒューマンウエアのところをしっかり構築をさせて生かすという思いで、今後におきましてしっかり積み上げてまいりたいというふうに考えておるところであります。 ○森美和子副委員長  福沢委員。 ○福沢美由紀委員長  運営の仕組みという言葉がありましたけど、直営でなさるのか、例えば指定管理者制度ということもちょっと考えておられるのかということも、まだ決まっていない、発表はされていないですけど、あらかたちゃんともう決まっておるのかどうなのか、どう考えておられるのかという、その運営の仕組みというのはとっても大事なところだと思うんで、そこについてももう一回お伺いしたいと思います。 ○森美和子副委員長  市長。 ○櫻井市長  今後におきまして、しかるべき体制、そしてその形を積み上げていくということであり、きょうのこの現時点でどうだという確定をしたものではございません。今後におきましてしっかり積み上げてまいりたいと思います。 ○森美和子副委員長  福沢委員。 ○福沢美由紀委員長  いつ決まるのかわかりませんけれども、今のご答弁ですと。運営の仕組みもそうだし、人、例えばこの外部から館長を呼んでくるんだとか、いろんな司書についてはどういう体制で行くのかとか、そういうことについて、これから図書館が建つまでの間のどこら辺でそこを固めるとか、しかるべきときというのはよく言われるんですけれども、それはぎりぎりでは意味がなさんと思うんですよね。そういう方の知恵をしっかりとこの計画や設計の中に盛り込むということがとっても大事だと思うので、しかも今の司書さんもこれから働き続けていただくんであれば、どういう処遇にしていくのかとか、今からどんどん、今もう本当に頑張ってもらっていますけれども、そういう大きい図書館に向けてスキルアップ、あるいは研修みたいなことをやっぱり計画的にやっていただく必要があると思うんですね。そこをどのようにお考えなのかということなんですけど。
    ○森美和子副委員長  市長。 ○櫻井市長  まさにおっしゃるとおりでございまして、さまざまな公共的な施設を建築すると、当然その機能とか、いろんなことは極めて重要やと思いますけれども、またその予算も極めて重要だと思いますが、同時にその運営の仕組みとか、あるいは人の手当てとか、これをどのように回すのかという、今後ずうっとこれは継続していくわけでありますので、建設費は、あるいは建設はその局面だけでありますが、今後も未来永劫、持続的にどのようなマンパワー、あるいは専門的なノウハウを組み込んだ仕組みを回していくのかと、極めて重要なことでありますので、しっかり検討をして、その上でお示しをさせていただきたいと考えておるところであります。  ただ、きょうこの時点で具体的なことが決まっておるわけではございませんので、そこはぜひご理解いただきたいのと、当然これがオープンするまでに、その直前でどうこうという話にはなりませんので、当然のことでありますので、当然その後の運営の体制、人の体制を含めて、そして今、研修とおっしゃられましたが、教育とかこういうことも含めてどのように専門的な知見を組み込むのがベストかは、今後しっかり計画的に積み上げてまいりたいと考えております。 ○森美和子副委員長  福沢委員。 ○福沢美由紀委員長  そのご覚悟のほどをはかるのに、私はやっぱり今の図書館をどうしようとしているかというところもあわせて見ていきたいなと思うんですけれどもね。やはりよそにない、本当にいい図書館をつくろうというご覚悟があるならば、私は今の図書館も今度の新しい図書館ができるから、今の古いまま我慢しておってではなくて、やはりできるところは司書さんがより働きやすいように手を入れていく必要はあると思うんですね。バックヤード、閉架図書の部分の環境の悪さであるとか、市民がそこの閲覧する椅子とかがやっぱりすごく古くなっていた、かえてくれと言ったら事務机にあった椅子にかわっていたんですけれども、新しくできるまでこれで何とかとおっしゃいましたけどね、館長、やっぱり図書館という場所において椅子というのはすごく大事だし、ああいう今のところをよくしようとしない人が本当にいい図書館をつくるんだろうかと、私は疑問が少しあるんで、現在の図書館についてもしっかりと見ていただいて、現場の声を聞いていただいて、手を入れていくということについてもお考えいただきたいなと思うんで、その点についてはどうですか。 ○森美和子副委員長  市長。 ○櫻井市長  当然、今の現図書館におきましても、井上館長を先頭に、本当にさまざまな努力を重ねてくれております。さらに、関係者、ボランティア、多くの方に本当にお助けもいただいて、これが確かに、十分な施設では現時点ではないところはありますが、工夫を加えて展開をいたしておるところであります。  新図書館の整備の計画が動いておるので、現図書館はほったらかしかということでは当然ありませんし、現場ともしっかり連携をさせていただいて、改善すべきものは改善をさせていただくということでございます。  さらに、私も本当によく寄してもらいますが、本当はご利用いただく多くの市民の方が、ここはご案内のとおりでありますけれども、非常に喜んでご活用いただいておる図書館であります。その意味では、今の体制、それから私どももしっかりその環境を、今後におきましても気持ちよくお使いいただけるように、そのような思いで対応させていただきたいというふうに考えております。 ○森美和子副委員長  福沢委員。 ○福沢美由紀委員長  担当のほうにあとちょっと確認したい点があるんですけれども、よろしいでしょうか。  これから、議会がこの図書館づくりについてどんな段階で関与していくのかということであるとか、きょうみたいにちょっと時間をつくらせていただきましたけど、個別具体なことやら、また見通し、いろんな大きな視点でもいろんな意見が議会にもありますし、市民にもあると思うんですけれども、ワークショップという形ではいろんなことはやっていただいていますが、これからいよいよ声を上げていきたい段階に入ってくると思うんですね、市民が。どういう段階で、どんな形で市民が、新しい図書館に自分の声を反映したいなと思っている市民が声を反映させることができるのか、そして議会はどの段階でどんな感じで聞かせていただけるのか、声が出せるのかというところでちょっとお伺いしたいと思います。 ○森美和子副委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  まず、市民の皆様に対しては、基本的にはいつでもお声を下さいという考え方をしております。特に、図書館のロビーなどにおきましては、いつでも意見は下さいねという形、そして同時にリアルタイムに近い状況で情報発信をさせていただこうという、このことだけはずうっと基本計画の策定段階から行ってまいりましたので、これはまずスタンスとして変えないでおこうというふうに考えております。  もう一つは、この議会に対してどのような示し方をさせていただいて、ご意見を頂戴するかということでありますけれども、当然重要局面を迎えた時点で、その確定をする以前にまたお示しをして、ご意見を頂戴したいなあというふうに考えております。  これは、従前の整備基本計画も案の段階でお示しをして、ご意見を頂戴し、それに応じて修正をさせていただいたりとか、それと同じ考え方でございます。先ほど市長も申し述べましたように、管理運営体制を今後どうしていくんだという、そういった大きな方向性をお示しするときには、当然ある段階で議会のほうにもお示しをして、ご意見も頂戴していくと。こういったステップステップでお示しをして、十分なご意見をいただいて、その上でこれはもう全市を挙げての大きな事業だという認識の中で、市民の総意に基づく図書館であってほしいと願っておりますので、そういう考え方で進めてまいりたいと考えております。 ○森美和子副委員長  福沢委員。 ○福沢美由紀委員長  それでは、ちょっと面積のことについてお伺いしたいんですけれども、ここ最近、これをいただいたときに機械室も合わせてという枕言葉がついているんですけど、私も不勉強でちょっとまだ調べていないんですけれども、例えば文科省であるとか、図書館協議会とかが言うところの図書館の面積というのは、そういうものも合わせた中での面積であって、そういう基準とは何も変わりがない、ほかと一緒のように扱って3,000平米ということが守られているということでよろしいですかね。 ○森美和子副委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  図書館協会でありますとか、文科省などが指針として出しておりますのは、特にこのスペースであるという限定はしておりませんので、やはり延べ床面積というくくりだけで示した数字でございますので、当然そこに反映できますさまざまな、言ってみればバックヤードの部分も含めての延べ床面積として出てきている数字だろうというふうに理解をしております。 ○森美和子副委員長  福沢委員。 ○福沢美由紀委員長  そうしたら、もう一点は、今の図書館を検証したときに、ヤングアダルトの世代がやっぱりなかなか使っていただいていないから、彼ら、彼女たちに使ってもらえるような図書館にしようというようなことをまず言われていました。  それを、この図書館のこの図面にどのように生かされたのか、どこがそこの工夫どころだったのかというところをお伺いしたいと思います。 ○森美和子副委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  具体的にここですという示し方ではないんです。例えば、基本としては2階を想定しておりますけれども、この2階の開架書架エリアのところを、ある程度そういった世代が利用していくという想定をしております。  ただ、そこはもうわざわざヤングアダルトコーナーというのはもう配架だけの問題の部分と、それからこちらにはAVブースなども設けておりますので、そういったものと組み合わせた形で、ヤングアダルト世代が利用していくような場づくりはしていけるのかなという想定はしております。  そして、当然その世代がよく使う学習の場としてのスペースについては、先ほど申し上げましたように、特にここでなければだめですというような縛りをかけるわけではなく、館内で自分の好ましい場所で勉強していただければいいのかなあというふうに考えております。  当然、ヤングアダルトのところで大事になるのは、どういった本をそろえていくかということになるかと思っておりますので、これは一応来年度を想定しておりますが、蔵書計画というものをこれからつくってまいりますので、そういった中でどういう本をそろえて、それをどのような配架をしていくかということの詳細を詰めてまいりたいというふうに考えております。 ○森美和子副委員長  福沢委員。 ○福沢美由紀委員長  ティーンズという言い方をしたんで、私はこれは児童書架エリアという読み聞かせとかのところにあるので、例えば小学校までのことを言っているんかなあと思ったんですけど、この小さな子たちと一緒にヤングアダルトもこの1つのフロアになっているわけですね。  私の意見としては、やはりそれだけヤングアダルトに来てもらおうと特化したんであれば、そこがわかりやすいつくりにするということも一つなのかなと思っていますが、どうですか。 ○森美和子副委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  ここは少し整備推進委員会でも幾つか意見が出たところであります。  小学校の高学年ぐらいまでは、児童書架エリアのところで一体でもいいだろうと。ただ、中高生、そしてもう少し上の世代になってくると、ちょっとそこの部分では抵抗があるので、やっぱり明確に分けていく必要があるだろうというご意見もいただいております。  そういった中で、10代というのは幅が広いわけですので、児童書架から自動的に、そこから一体的に若い世代、ヤングアダルトの世代につながっていく。そしてまた、これも委員会で出た意見ですが、やっぱりちょっと背伸びをして大人の本へも手を伸ばしていくような、そういったものも考えてほしいということもありましたので、スペース的にがちがちに分けてしまうのではなくて、そういう少し緩やかさも持ちながら、先ほどおっしゃっていただきましたように、ここは割と若い人たちがよく使うエリアですよねという示し方はできるのかなというふうに考えております。 ○森美和子副委員長  福沢委員。 ○福沢美由紀委員長  その緩やかさは、小学校の高学年にはうれしいと思うんですけれども、ヤングアダルトと言われる人にとってはいづらいのかな、よっぽど子供好きな、にぎやかなことが好きな子でしたらいいですけれども、そこら辺はまた、これから工夫して詰めていく中で、ぜひとも私はご再考いただきたいところかなと思っています。  それと、エレベーターがこれ館内にEVと書いてあるのがエレベーターなんですね。これは利用者が使うエレベーターなんですな。作業用のというか、要するに先ほど言っておったバックヤードで本がたくさん来たときのエレベーターはまた別立ての、人間が乗るようなんじゃない荷物が動くエレベーターがあるんですか。 ○森美和子副委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  まず、黄色く示したEVは、これは一般の方、利用者の方が利用する1階から4階までにつけるエレベーターになります。  作業スペースで本の上げおろしに使うのは、図面で申しますとDWと書かれたところが、例えば1階の荷ほどき・作業室の横のところにくっついておるかと思いますが、これが昇降機になりますので、そこで本などは運搬をするという、そういった形にさせていただきます。一応動線は明確に分けるというふうに考えさせていただいております。 ○森美和子副委員長  福沢委員。 ○福沢美由紀委員長  あと、ユニバーサルデザインの件なんですけれども、ユニバーサルデザインとしてもいいものにするためには、どういうところに、例えばどういう工夫をされているかというところをお聞きしたいと思います。 ○森美和子副委員長  亀山参事。 ○亀山教育委員会事務局参事(兼)生涯学習課長  さまざまな部分があるかとは思います。要は車椅子の方であったりとか、それから年齢、それから性別、そういったものも全て含めての考え方でありますので、配架につきましてやはりご指摘いただいておりますのは、壁になるような書架を極力避けて、目透しの効くようなものにする、要は車椅子の方でも本がとれるような配慮が必要。これはもう当たり前のことだと思いますし、それから移動するに当たって、エレベーターは当然のことでありますけれども、階段であっても上がりやすい階段、そして小さいお子さんでも上がったり、そういうことも対応できるようなという配慮は、これはもう建設の部分さまざまな部分でもあるかと思っております。それともう一つはサインの問題もちょっと幾つか考えていく必要がある。要するに誰でもわかるサイン、そして要は多国籍な方でもわかりやすいサインであったりとか、そういうものも含めて、総体的にちょっと検討すべき問題だというふうに考えております。 ○森美和子副委員長  福沢委員。 ○福沢美由紀委員長  ありがとうございます。私が言いたいのは、要するにユニバーサルデザインとしてつくっても、結局使い勝手の悪い例がたくさん日本中にありますので、本当にきちっと調べていただいて、声を聞いていただいた上で、失敗のないようにお願いしたいなということです。  たくさん聞かせていただきました。ありがとうございました。 ○森美和子副委員長  それでは、委員長の職務を福沢委員長と交代いたします。 ○福沢美由紀委員長  ここでちょっと10分間休憩させていただきます。                午後3時27分  休 憩                午後3時37分  再 開 ○福沢美由紀委員長  休憩前に引き続き、会議を再開します。  続いて、中学校給食について中島委員から市長に一般質問したいという申し入れがありました。  中島委員、質問をどうぞ。 ○中島雅代委員  亀山中学校、中部中学校の給食についてお伺いいたします。  12月12日の一般質問で、公立中学校の給食は全国的にほとんど完全給食であるということ。それから市内でも関中学校は完全給食であるということ。しかしながら、亀山中学校、中部中学校はミルク給食という、住んでいる場所での格差、それから家庭への負担についてお話をさせていただきました。  まずは、市長にこれらのことについてどう思っていらっしゃるのかお伺いいたします。 ○福沢美由紀委員長  櫻井市長。 ○櫻井市長  ちょうど私が平成21年の2月に就任をさせていただきました。当時、今おっしゃられるようなさまざまな、特に亀山中学校、中部中学校の当時の現状、それからご家庭のいろいろなご事情等と子供のニーズ等々も踏まえて、この2つの中学校への給食の実施を最初の公約としてさせていただきました。  平成21年度の秋から、中部中学校におきまして試行的に実施をして、翌年春から本格実施を、いわゆる選択制のデリバリーのお弁当、これは今で言う完全給食でいくと主食とおかずとミルクという完全給食のデリバリー弁当と、自宅から持っていくお弁当の選択制という仕組みでスタートをしました。23年度から亀山中学校におきましてこの希望の選択制の給食を実施して、今日に至っておるところでございます。  この現状につきまして、亀山のこの進め方というのは、当時は一定のご家庭のご事情、あるいは働くお母さんがふえたということとか、あるいは当時スナック菓子を持ってこられるようなご家庭も少数でありましたがあるとか、そういうものにしっかり対応できるということで選択制をスタートいたして今日に至ってきておるところでございます。  一定の保護者の方々のご事情も千差万別であろうかと思いますし、これを小学校のような全校一律の給食を早くというお声も当然聞かせていただいております。  また一方で、この選択制のよさというか、こういうものに対する一定の評価も聞かせていただいておるところであります。  また、保護者ではなくて子供につきましては、3年前に3つの中学校の全校生徒にアンケートを教育委員会がいたしましたけれども、ここではまた非常に特徴的なアンケート結果が出てきております。子供のまた思いというのを本当に改めて感じさせていただきました。  今、3つの中学校の格差という表現を使われたのと、3つの中学校において方法が違うということについてどう思うかということなんですが、そういう経過の中で、私どもとしても今の仕組みが現時点で課題は当然それぞれのご事情によってもあろうかと思いますけれども、変化もしてきておりますので、どのように対応すべきかということについては、今後の課題とさせていただいて認識をいたしておるところであります。  また、しっかりとニーズ把握を、今教育委員会のほうでも、当然毎年の、例えば2つの中学校の給食の中身、質、対応についてアンケートというかご希望も聞かせていただいておるところでありますけれども、さてそういうことを総合的にどう判断するかについては、しっかり今後に生かしていきたいというふうに考えておるところであります。 ○福沢美由紀委員長  中島委員。 ○中島雅代委員  選択制は完全給食ではないと私は思っております。  余り時間がないということなので簡単に聞かせていただきますけれども、亀山中学校、中部中学校について、完全給食をやるのかどうかお伺いします。 ○福沢美由紀委員長  市長。 ○櫻井市長  いわゆる中学校給食の完全実施に向けて、これは教育委員会のほうでも検討を重ねて一定の方向を示しております。尊重いたしております。同時に、亀山市の総合計画におきまして、これは議会の皆様にもご賛同いただいて、今後の亀山市の大きな施策の方向を総合計画でお示しをさせていただいております。その中で、前期基本計画のこの期間におきまして、いわゆる完全実施に向けた検討をさせていただくということを明記させていただいております。  したがいまして、今おっしゃる中学校給食の今後の完全実施の多面的な検討を、しっかりとこの期間でさせていただくというのが本市の基本的な方針です。 ○福沢美由紀委員長  やるんですかということで、わかりやすい答弁をよろしくお願いします。 ○櫻井市長  さっきの図書館もそうなんですが、例えば完全給食をこの2中に入れるということは、何らかの給食のセンターであったり、自校方式にしても一定の設備投資が必要となってまいります。  さらには、図書館の話じゃないですが、その後の運営の人の手当てとか、仕組みはどうあるか、こういうことにつきましても、継続して持続的なものを当然考えていく必要があろうかと思っております。  そういうこともひっくるめて、多面的に検討をして進めていくということで、きょうのこの時点ではさまざまな現状のニーズの変化、あるいは子供たちの思い、こういうこともひっくるめてしっかり把握をさせていただいて、教育や子育てにかかわる本市のいろんな施策については、例えば川崎小学校の改築でありますとか、大きな事業を手がけてまいりました。空調の整備、さらには今後、待機児童の認定こども園の問題も控えております。そういう財源の問題も今後含めて、多面的な検討を今後しっかりこの期間にさせていただくという考え方でございます。 ○福沢美由紀委員長  中島委員。 ○中島雅代委員  たくさん検討という言葉をいただきました。  12月12日の一般質問で、第2次亀山市総合計画前期基本計画の中で平成33年まで検討するとの答弁でしたけれども、9月6日の福沢議員の一般質問の中で、第1次実施計画で計画期間3年で検討とおっしゃっておりましたけれども、これでは検討期間平成31年までということになりますけれども、どちらが正しいのでしょうか。 ○福沢美由紀委員長  草川教育部長。 ○草川教育部長  中学校給食につきましては、前期基本計画の中で検討ということで位置づけていますので、前期基本計画が33年までですので、33年までの検討が正しいということです。 ○福沢美由紀委員長  中島委員。 ○中島雅代委員  33年までということで、全部で5年検討するということですね。長いと思います。その検討するに当たって、最初に検討のゴールというものをきちんと決めてから始まっているのでしょうか。過去の答弁で他市の事例の研究ですとか視察をしたとのことなんですけれども、その結果を踏まえて、いつまでに何をどうするのかというのはどうするのですかというのと、例えばですけれども、最初の年2年ぐらいで研究、視察します。その結果、こういう方式にしましょう、こういう流れでいきましょうとか、次の年は場所とか設備はどうとか、そういう短期的な目標というのはきちんと定まっているのでしょうか。 ○福沢美由紀委員長  服部教育長。 ○服部教育長  定まっていません。 ○中島雅代委員  何と言ったらいいんでしょう。 ○福沢美由紀委員長  教育長。 ○服部教育長  中学校の完全給食、完全給食という言葉が頻繁に言われておるんですが、完全給食としての取り扱いのほうも、全国的な流れでデリバリー給食等の導入地域がふえてきていまして、三重県教育委員会におきましても、中島委員もご指摘されましたが、桑名市もデリバリー給食なんですが完全給食という取り扱いをされておりまして、四日市市も20%の喫食率のデリバリー給食なんですが、平成28年度以降完全給食としての扱いになって、名張市もまだいわゆるかつての完全給食にされていないんですが、ミルクも出ていないということも聞いているところがあるんですが、完全給食の扱いになっていると。亀山市も本年度は完全給食という位置づけで県教委にそういう書類提出の時期がありまして、提出しましたところ受理されているということですので、完全給食という言葉は、時代の流れとともにといいましょうか、食べられていない子がいるわけではないので、そういう認識は私自身、教育委員会も新たな認識を持つ必要があるんだなという流れでございます。  そして、福沢委員のとき、9月議会でしたかね、中学校給食についての一般質問での応答がありましたが、総合計画の関係ですのでということで、山本総合政策部長も登壇されて、第2次総合計画前期基本計画は33年度ということで、この5年間の中で多面的な検討を行うという答弁がなされておりまして、教育長としましてもその方向で答弁させていただいたところでございます。  だから、今新たに何かが、今中島委員さんがご質問されて、答弁内容が変わっているということではないかと思います。 ○福沢美由紀委員長  中島委員。 ○中島雅代委員  もう今の時点で完全給食ということですか。 ○福沢美由紀委員長  教育長。 ○服部教育長  そうであります。 ○福沢美由紀委員長  中島委員。 ○中島雅代委員  では一体どこに向かってこの検討は進んでいるんでしょうか。 ○福沢美由紀委員長  教育長。 ○服部教育長  検討委員会の答申を受けまして、亀山市教育委員会としましても、亀山中学校と中部中学校に小学校のような給食体制をしくことが望ましいという見解は出しておりますので、それに向けての検討にはなろうかと思っておりますが、教育委員会としましても、望ましいという見解を私就任する前に出されております。そのことについては、私は異論を申すつもりはないんですが、そのいろいろな財政的なこともあり、緊急度、優先度等も加味しながら、それが実現するまではデリバリー方式をより一層工夫の余地があれば工夫し、充実していくようにというような見解を出しておりますので、そのように今動かせてもらっているということでございます。 ○福沢美由紀委員長  中島委員。
    ○中島雅代委員  私も小学校のような給食を完全給食と指していたんですけれども、これからは小学校のような給食と呼ばせていただきます。  それに向かって検討しているところだと思うんですけれども、ただそれに対して短期的な目標が定まっていないということなんですけれども、それはなぜ定めないんですか。 ○福沢美由紀委員長  教育長。 ○服部教育長  全庁的な総合計画、主要事業等の位置づけが必要になってきます。先走って教育委員会が、例えば今年度限りで答えを出しましたと、これ以上検討することがないですということですと、それは議員ご指摘のように古いデータとなり、意味がなくなってしまいますので、やはり全庁的な、あとは市としての位置づけ、そういったことを見きわめながら動いていく必要があろうかと考えております。 ○福沢美由紀委員長  中島委員。 ○中島雅代委員  長くなって申しわけありません。  それでは、市のほうで前期基本計画の中で33年まで検討するということだったんですけれども、後期基本計画のほうで実際に動き出すということはあるんでしょうか。 ○福沢美由紀委員長  市長。 ○櫻井市長  当然、この前期の検討の結果を踏まえて、後期基本計画が策定をされますので、そういう可能性は当然あろうかと思います。 ○福沢美由紀委員長  中島委員。 ○中島雅代委員  ありがとうございます。  小学校のような給食を実施されるように、何とか実現に向けて本腰を入れていただきたいと思います。 ○福沢美由紀委員長  中島委員の一般質問が終わりましたが、ほかにこの際ありませんか。                 (発言する者なし) ○福沢美由紀委員長  なければ、この給食に対する一般質問については終わらせていただきます。  市長、ありがとうございました。退席いただいて結構でございます。  他に一般質問がありませんか。  森副委員長。 ○森美和子副委員長  済みません、長くなって。  今、全国的な風疹がはやっているということで、国のほうでも何か無料で予防接種をというような何か動きがあると思うんですけど、今亀山の中で何か動きがあるのかどうか、その点についてお伺いをしたいと思います。 ○福沢美由紀委員長  井分健康福祉部長。 ○井分健康福祉部長(兼)福祉事務所長  担当課長よりご答弁申し上げます。 ○福沢美由紀委員長  小森長寿健康課長。 ○小森長寿健康課長(兼)地域医療課長  現在のところ動きはないものでございます。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  国の何か動きを待っているということですか。その風疹の拡大みたいなものも何もないということですか。 ○福沢美由紀委員長  小森長寿健康課長。 ○小森長寿健康課長(兼)地域医療課長  国の動きに対しては、まだ県なり市なりに具体的なものはおりてきていないという意味で何もないというふうな形で申し上げたところでございます。  対応といたしましては、保健所のほうで妊婦になられる可能性がある方、そのご家族も含めて、抗体検査のほうが無料で実施されておりますので、そちらのほうをうちのほうはホームページのほうでお知らせをして、それを受けていただくということを前提に、今のところそれで予防接種を受けられる方は自費になっているということでございます。 ○福沢美由紀委員長  森副委員長。 ○森美和子副委員長  国のほうからの何か動きがあれば、また教えていただきたいと思います。何か無料で予防接種ができる。特に一番大事なのが、39歳から56歳までの間の男性が結構そういう可能性があるということなので、その人たちをターゲットに無料でというような動きがあるように聞いておりますので、また教えていただきたいと思います。  もう一ついいですか。 ○福沢美由紀委員長  どうぞ。 ○森美和子副委員長  太陽光発電の電気の買い取り、固定買い取り制度というのが何かもう終わるということで、亀山市はかつて助成をしていたと思うんです、太陽光パネルというか設置をする家庭に対して。これが何かなくなるということで、個別に契約を結んだり、これから、固定買い取りの部分で、いろいろ個人で動かなあかんようなことがあるように聞いているんですけど、その啓発、うちは助成まで出してつけてもらっているんですから、そういう考え方があるのかどうかということを、ちょっと一つ聞きたいなあと思ったので。 ○福沢美由紀委員長  佐久間生活文化部長。 ○佐久間生活文化部長  環境課長からお答えさせていただきます。 ○福沢美由紀委員長  谷口環境課長。 ○谷口環境課長  ちょっと今資料を持ち合わせていないので、はっきりしたことは言えませんけれども、亀山市の補助制度については、たしか年間予算として2,000万ぐらいで助成をしておりましたけれども、ある程度亀山市が地球温暖化実行計画の地域実施計画を平成22年度から策定しておりまして、一定の目標というか成果等があったということで、補助金のほうもその制度自体を廃止させていただいたわけですけれども、その当時と比べて、当然太陽光パネルの設置費もかなり安価に今なってきております。  それと同時に売電価格、得るほうの価格ですね、当初は42円というような形でスタートしておりましたけれども、今はもう20円も切っておるような状態かなというふうにちょっと思っておりますけれども、そんな中で、基本的にその固定買い取り制度については、10年間は契約した売電価格で保証されておる、そういう10年契約ということで電力会社と契約を結んでやられております。  ただ、10年たった以降、こちらについてはどういった形になるかということをまだちょっと具体的には見えていないんですけれども、逆にもう売電ができないということになってくれば、逆に家庭へ今度蓄電をして、昼間に電気をためて、夜その蓄電を使うと、そういった形に今後変わってくるんかなあというふうに思っております。  そんな中で、先日もCOP24が開かれておりましたけれども、途上国でもこの地球温暖化のそういった目標を今後立てていかなければならないというようなことが協議されておりますけれども、それによって今度国がどういった方向、方針を示してくるかという部分も十分注視しながら、その辺も含めて、亀山市も今度、今の地球温暖化の計画が32年度で一旦満了しますので、その後の計画においてその辺も踏まえて、補助金のことについてもいろんな面でちょっとまた検討もしていきたいなあと思っておりますけれども、今としては具体的にどういうふうな形でということは考えていないところです。 ○福沢美由紀委員長  副市長。 ○西口副市長  今、過去に市が補助金を出していたのは、ご承知のように家庭用の屋根にのっておるような、数キロワットまでのものだったと思います。  今、太陽光発電で問題になっておるのは、割とメガとは言いませんが、メガに近いような、市内でもいろいろありますが、かなり広く太陽光発電の施設が出てまいりました。  たしかこの夏だったと思うんですが、九州電力管内で太陽光発電の影響で、発電所が影響を受けるということで、その太陽光発電の電力をシャットアウトするという可能があるというような、たしか記事があったと思うんですが、何が言いたいかというと、その太陽光発電によって発電量が再生可能エネルギーが当初の予想より多くなってきたということで、再生可能エネルギーの売電価格も含めて、多分おっしゃりたいのは何かの制限が加わって、個人的に選択をせなあかん場合が出てくるんやないかなという話だと思います。これについてはちょっと今情報がありませんので、また環境課のほうで調べて、必要があれば広報等でその辺のお知らせはさせていただきたいというふうに思います。 ○福沢美由紀委員長  ほかに一般質問、ありますか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  なければ、以上で一般質問を終わります。  次に、その他の項ですが、伊藤地域医療統括官から医療センターでのガス漏れ事故及びノロウイルスの感染について発言を求められておりますので、これを許可します。  どうぞ。 ○伊藤地域医療統括官  まず1点目、ガス漏れ事故ということで、お騒がせして申しわけございませんでした。11月13日午前10時20分、エチレンオキシドガス、滅菌に使っておりますガスなんですが、手術室の隣にある中央材料室というところで警報器が1つ鳴って、すぐ近くの警報器がまた鳴ったということで、これはガス漏れが発生しておるということで、消防等に連絡して対応したところでございます。  消防が到着した時点で、消防が防護服を着用して室内に入りまして検査したところ、その段階ではガスは検知されませんでした。その後、空気を外へ出すとかの処置をしました。  現在、まだ原因が特定できておりません。といいますのは、機械に残留しておるガスがあるということで、検査するにもガスを流さんと検査できやんと。そうすると、そのガスがまた漏れる可能性があるというふうなことで、原因を特定するにもさまざまな手法を今検討しておるところで、現在その滅菌装置は使わずに、ほかのもので代用できますので、使用しておりますし、今後の使用についても開院以来使っております滅菌器ですので、これをどうするかについて、原因が特定できて対応できれば、その部分だけ直しますし、それも難しいようであれば、新しいものを入れるということも含めて検討したいと思っております。これが1点目でございます。  議員の皆様にまたファクスで流させていただいたノロウイルス、これは当院の透析の患者さんが透析中に嘔吐されたと。その嘔吐を介してノロウイルスが感染したと思われるということで、結果的に14名の方が感染されたように把握しております。  さらに、ご家族でも3人の方が感染されたということでございますが、当然のことながら、塩素系の消毒をするとか、さまざまな手だてをいたしまして、本日現在、全部収束したということで、保健所にも報告、もう既に本日しておるところでございます。以上でございます。 ○福沢美由紀委員長  ただいま伊藤地域医療統括官から報告がありましたが、これについて確認したいことなどございませんか。  岡本委員。 ○岡本公秀委員  ノロウイルスですけれども、その透析室というのは外来患者の待合いとはかなり距離的に離れていますんやけれども、その外来患者の人にうつったということはもう全然なかったわけですね。 ○福沢美由紀委員長  伊藤統括官。 ○伊藤地域医療統括官  透析室の中の透析の患者さんでも、月・水・金のグループと火・木・土のグループに分かれておりますが、基本的にその片方のグループで感染が広がったと。一部違う曜日にもあったんですが、基本的にはその曜日、そのグループの中で広がったということでございます。  一般の患者さんとは全く別になっておりますので、出入り口も別ですので、一般の患者さんには感染しておりません。 ○福沢美由紀委員長  ほかにありませんか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  なければ、本日の案件は以上でございます。  ほかに、この伊藤統括官以外で何か他にはありませんか。                 (「なし」の声あり) ○福沢美由紀委員長  ないようですので、以上で教育民生委員会を閉会します。お疲れさまでした。ありがとうございました。                 午後4時09分  閉 会 亀山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名する。   平成 30 年 12 月 17 日          教育民生委員会委員長   福 沢 美由紀...